正社員で毎日休まず働いてるのに貧乏なのなんで?
自分のスキルや能力が低いからなのか…?
毎日休まず会社に行って週5日、残業も含め週40時間以上を会社のために一生懸命働いてるのに貧乏…
こんな絶望感を感じてしまう状況に、どうしていいか分からず不安になっていませんか?
結論、正社員で働いているのに貧乏になっている原因は、あなたの「頑張り」や「能力不足」ではありません。
それは資格でもスキルでも頭の良さでもなく「働く環境による低すぎる給与水準」です。
一番の問題は給料の低い会社に所属することであり、サラリーマンとしての本質さえ分かれば、これからやるべき事が見えてきます。
✔️この記事でわかること
- 正社員で週5日働いても貧乏な原因
- サラリーマンの本質は働く環境が全て
- 正社員貧乏から抜け出す方法
✅この記事を書いてる人
名前:ひでよし Fラン無資格男
転職4回経験者
社員5人のブラック小企業からプライム上場企業に転職成功
正社員で週5日40時間働いてるのに貧乏な原因は?《能力不足じゃない》
正社員で週5日働いても貧乏な原因
会社の給与水準が低い
そもそも「設定されている会社の給与水準が低い」ことが原因になっていることはよくあります。
日本の会社の給料の決め方は、年齢で基本給が決まるって会社が多いんです。
例えば、
- A会社:30歳 基本給30万円
- B会社:30歳 基本給25万円
こんな感じで会社が基本給の基準を決める時に年齢で線引きしています。
どちらも同じ業界、仕事内容が似通っていても、A社なら基本給が50,000円も高くなります。
逆にB社に入ってしまうと、どれだけ頑張っても基本給250,000円固定なので、いつまで経っても生活は楽になりません。
これだけで年収が60万円変わってきますからね。
ここにボーナスがあれば、ボーナスは基本給×○ヶ月の計算なので、さらに年収にも大きな影響を与えます。
昇給で基本給50,000円上げようと思ったらあと何年働かないといけないか想像できそうですよね。
なんなら昇給すらないって会社結構ありますから。。
会社のビジネスモデルが弱い
社員に高い給料を払える会社はどんな会社か考えたことはあるでしょうか。
それは儲かるビジネスを展開しているかどうか。
会社はボランティア団体ではないので、儲からないと社員に給料を払えないしボーナスなんて出せませんよね。
ここでのポイントは、会社が儲からないビジネスをやっているなら社員がどれだけ頑張っても成果は出ないし、会社が儲からないから給料が上がることもないってこと。
これは僕の経験からも分かるんですが、利益率が悪いビジネスほど薄利多売の傾向があり、量をたくさん売ってやっと利益トントンみたいな状況です。
これだと利益を確保するためにとにかく量を増やすしかなく、社員の営業ノルマがガンガン増える原因になります。
営業ノルマを達成しても利益率が低いので、社員に還元されることはありません。
このような状況が蔓延したことで「貧乏暇なし」という言葉が生まれたんじゃないかと思うくらいです。
業界が斜陽産業に位置している
いつの時代にもトレンドってありますよね。
要は、これからも伸びていく業界とピークアウトした業界。
給料が低く上がる見込みのない会社ほどピークアウトした斜陽産業に位置している可能性が高いですね。
これから伸びていく業界として、半導体やAI、ITなど時代のトレンドになる仕事には、自然とお金が集まります。
逆にトレンドが終わりピークアウトした業界だと、お金が集まらないので厳しい仕事環境になってしまいます。
例えば、新聞社、建設業、デパートなどは一昔前だと「勝ち組」とされていた職業です。
新聞はネットニュースに変わり、建設業は人口減少で建築物は減り、デパートはAmazonや楽天に押されて売上や存在感は時代と共に無くなってきてますよね。
こうなると社員一人の頑張りではとても太刀打ち出来ません。
どの業界に所属しているかで給料はほぼ決まってしまうことを知っておくべきかなと思います。
サラリーマンの本質は働く環境が全て
サラリーマンの年収は能力やスキルで決まらない
上記で貧乏な原因に会社の給与水準の話をしました。
本当にこれがほぼ全てで、サラリーマンの年収は能力やスキルでは決まりません。
「給与水準の高い会社に所属しているかどうか」でほとんど決まってします。
よく考えたら分かりますが、会社の仕事って基本的に誰でも出来ることしかありません。
じゃないと「〇〇さんが辞めた瞬間会社が終わる」ではまずいし、「〇〇さんがいないと会社が成り立たない」ような事ってあってはならないですからね。
会社に人間国宝のような特別なスキルや能力を持った人は必要とされません。
もちろん能力やスキルは転職活動する時の武器にはなりますが、そのまま年収には結びつきません。
企業側は基本的に即戦力を求めているので、職歴を最も重視します。
いくら資格を持っていても自社にとって活かせない資格だと意味ないですし、それよりも自社の売上や組織運営に早く貢献してくれるであろう職歴の人を採用するのが会社ですからね。
上場企業の働かないおじさんが年収800万円の現実
僕は社員5人の会社から1,000人規模のプライム上場会社に転職しました。
そこで見た景色はなんとも複雑なものでしたね。
社会人を派遣からスタートしたFラン卒の僕にとって上場企業って雲の上の場所だったし「さぞ優秀な人がバリバリ働いているんだろうな」と思っていたのは幻想でした。
ネットニュースなどで見聞きしていた「窓際おじさん」であろう人がなんと多いことか。
基本やる気なし、責任のある仕事からは逃げ、部下や後輩に丸投げし成果の報告だけはきっちりやるという見てられない姿です。
それでも会社の給与水準はおよそ800万円、この時に【仕事が優秀=年収が高い】という思い込みは完全に崩れました。
「これが所属する環境の恩恵」なのかと。
この体験は僕にとってめちゃくちゃいい勉強になりました。
ここから上場企業に対しての見方が変わり、勝手に相手を大きくする事はなくなりましたね。
そのおかげで、上場企業へのハードルが以前よりかなり低く感じます。
正社員貧乏から抜け出す方法
お金と時間が確保できる環境に身を置く
お金と時間を確保できる環境ってそんなのあるの?
ずばり上場企業です。
以下の表は僕の経験からなっているので、全ての上場企業がそうじゃないかもですが、多くの企業に当てはまる条件だと思いますので、参考にしてください。
年収 | 年間休日 | 月残業時間 | |
小企業(27歳時) | 300万円 | 60日 | 80〜100時間 |
上場企業(29歳時) | 450万円 | 126日 | 20時間以下 |
これが実際に僕が小企業から上場企業に転職した時の労働環境の違いになります。
こんなに違うの…?本当に?
思わず半信半疑になるレベルですよね。
僕が過去に所属していた小企業の環境が悪すぎた部分もあると思いますが、これが現実です。
もちろん上場企業では毎年昇給があり、自動的に毎年6,000円〜7,000円くらい上がっていきました。
社員も1,000人規模の会社だったので、人が多いと役割分担もしっかりしていて、なんでもかんでもやらされて月100時間残業してた小企業時代と違い残業時間もかなり減りました。
「僕自身は何も変わっていないのにこれで給料も上がるなんてマジで最高やん」って思うと同時に働く環境(会社)が違うだけで格差ヤバすぎだろってちょっと怖くなりました。
転職エージェントをうまく活用して上場企業へ
そもそも転職とか慣れてないし上場企業への入り方とか分からん…
という方は、転職エージェントを使って転職するのが最適解かなと思います。
僕は過去に4回転職を経験してきて、そのうち3回の転職でエージェントを利用しました。
そこで分かった事は「年収を上げる」「大企業や上場企業に入る」という労働環境を確実に良くするには、転職エージェントを使わない手はないということ。
転職エージェントは利用者は完全無料で使えるので、金銭的な負担はありません。
その上で、サポートしてくれる内容は以下。
- 応募企業の情報開示
- 履歴書・職務経歴書の書き方と添削
- 面接対策・模擬面接練習
- 面接時の日程調整全て
- 内定後の年収交渉
これらをプロのエージェントから手取り足取りサポートしてもらえます。
かなり手厚いので、利用者は転職活動に集中できるし、在職中の仕事にも大きな支障がでなくて済みます。
大企業や上場企業ほど自己流転職だと内定が難しい理由
上場企業の選考では面接は2回もしくは3回あるところがほとんどで、面接で聞かれる内容もかなり深掘りされます。
なので、面接にはかなりの準備が必要になります。
多くの人が、在職中に転職活動すると思うので、働きながら質の高い準備ってかなり大変です。
準備不足のせいでせっかく気になって応募した企業から不採用もらうのはめちゃくちゃもったいないですからね。
しかも自己流だと、転職活動の準備自体がネット情報中心になり浅くなってしまいます。
応募企業に特化した濃い情報や準備はエージェントを利用しないと得られません。
また、僕の持論で「転職活動では1勝9敗を受け入れよう」というものがあります。
いきなり一社のみ応募して内定というイメージではなく、10社応募して1社受かればOKマインドで活動する事をオススメします。
でないと落ちるたびにいちいち落ち込んでしまいメンタルが持ちません。
そもそも応募したい企業10社もないよ…
と思うかもしれませんが、それは条件に合う企業の存在を知らないだけの可能性が高いです。
僕も実際に転職エージェントを利用した際、最初に出してくれた求人票は12、3社あり、そこから絞っていくような作業でした。
自分に合いそうな求人が無いと伝えると、再度10〜15社程の求人票が出てくる感じです。
転職に関する一から十までカバーしサポートしてくれるのが転職エージェントであり、かなり頼るべきサービスになります。
転職なら最短2週間で年収アップ可能
転職ってやってみると分かるんですが、自分では普通と思っている知識や経験を欲しがる企業って結構あります。
僕も最初は「自分の経験値くらいじゃ転職出来ても年収下がるんだろなぁ…」って思ってましたが、意外とそうじゃないんですよ。
「こんな自分にこれだけのオファーあるんだ」って事に驚くはずです。
転職活動は人によって1ヶ月かかる人もいれば3ヶ月や半年かかる人もいます。
しかし経験上、やり方を決めて覚悟を決めれば最短2週間で次の職場って決まります。
そのための転職エージェントサービスであり、上手く活用する事が必須になります。
転職活動はなるべく短期で終わらせる意識で取り組んだ方が、モチベーションや集中力の維持を考えるといいのかなと思います。
逆に最初から長期スパンで焦らずゆっくりと進めるのも方法の一つではあります。
これは性格などの向き不向きもあるので、自分にとってやりやすい方法で進めてみてください。
オススメ転職エージェント8選《特化型ごとに比較》20代〜30代向け
まとめ
毎日真面目に働いて贅沢もしていないのに貧乏になってしまうのは、低すぎる給与水準が大きな原因です。
サラリーマンなら少しでも自分を高く評価してくれる会社で働くべきですし、自分から行動しないと会社側から「あなた給料低いからもっと上げてあげないとね」とか一生言ってきませんから。
年齢が上がれば上がるほど年収アップ転職の難易度は上がります。
少しでも早い行動が自分自身を救うことになります。
参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!