
「社内だけなら、サンダルでも大丈夫でしょ?」
「ずっと革靴履いてると蒸れるし不快だし…」
オフィスで働くサラリーマンからは、特に夏場にこうした声をよく耳にしますよね。
確かに、暑い季節に蒸れた革靴を履き続けるのは、結構つらいものです。

臭いも気になるしなぁ…
ですが、こういうことを言うと必ず会社の重鎮やお局様、さらにはマナー警察のような人が湧いてきて「サンダル=マナー違反=NG」と言ってきたりしません?
そこでこの記事では、「会社内でサンダルはマナー違反か?」というテーマについて、職種や職場のルールについての判断基準について深掘りしていきます。
✔この記事でわかること
- サンダルはマナー違反?まずは「職場の文化」を確認
- 社内だけOK?でも油断は禁物
- 足元の印象=あなたの印象
✅この記事を書いてる人

名前:ひでよし
転職4回経験者
オフィス内くらいサンダル履かせて派
「本ページにはプロモーションが含まれています」
会社でサンダルはマナー違反?オフィスの足元、どこまで許される?
サンダルはマナー違反?まずは「職場の文化」を確認

結論から、会社によってOKなケースもあれば、完全にNGな場合もあります。
その判断基準は、主に以下の3つです。
1. 来客対応があるかどうか
来客対応がある部署や受付業務を行う人がサンダルを履いていると、相手に不快感を与えることがあります。
足元は意外と見られているものです。

僕は営業をやっていますが、社内ではがっつりサンダルで過ごしています。
もちろん、来客対応やお客様への訪問時は革靴を履きますが、メリハリをつけていれば、特に何も言われません。
とはいえ、お客様にとっては「社員の服装=会社の印象」になるという意識は持っておかなければいけませんね。
2. 社内ルールが明文化されているか
就業規則に「服装の規定」がある場合、それに従うのが原則です。
特に金融・法律・医療などの業界では、清潔感ときちんとした服装が強く求められるようですね。

とはいえ、就業規則にご丁寧に「サンダル禁止」なんて文言ないでしょうから、あくまで「常識の範囲内」でというふわっとした位置づけであることがほとんどではないでしょうか。
そう考えると、TPOさえ守っていればオフィスワーカーなら、業務のに支障が出るはずのないサンダルでも、「なんら問題ないのでは?」と僕は思います。
3. 業務に支障が出るかどうか
一方で、オフィスワーカーとは違い、工場や研究施設など、安全性が重視される現場では、つま先やかかとの出るサンダルは絶対にNGです。
逆にこれらの職場でサンダル履きたいと思っている人は、そもそも仕事自体を変えた方がいいかもしれませんね。
転倒・怪我のリスクもあるため、安全靴が義務づけられているケースもあり、この場合は選択の余地なくサンダルNGです。
社内だけOK?でも油断は禁物


「外には出ないし、内勤だから大丈夫でしょ」
と考えている人も多いかもしれません。
しかし、急な来客や突発的な外出の可能性はゼロではありませんよね。
例えば、
- 上司から突然の打ち合わせ同行を頼まれる
- 取引先がアポなしで訪問してくる
- オフィスでZoom会議があるが、立ち上がったときにサンダルが映ってしまう
こうした場面で「サンダル姿」が印象を悪くするリスクもあるため、常にある程度の“きちんと感”は持っておくべきかなと思います。
NGなサンダルの特徴

一言でサンダルと言っても種類はめちゃくちゃたくさんありますよね。
以下のようなサンダルは、たとえ社内履きでもマナー違反と見なされる可能性があるので注意が必要です。
- ビーチサンダルやクロックス
- つま先・かかとが全開タイプ(特にパタパタ音が出るもの)
- 装飾が派手なもの(ラメ、ヒールが高い、柄が派手など)
- スリッパに近いタイプ(「だらしない」と見なされやすい)
特に男性の「スポーツサンダル」、女性の「ヒール付きサンダル」は注意が必要かなと。
ファッションとしてはおしゃれでも、職場では“場違い”と捉えられることもあるかもしれません。
僕も実際に会社で、サンダルを履こうとして、

「白色や明るい色が入ったサンダルは目立つし嫌がる上層部の人もいるからやめとけ」
って忠告されて、黒の目立たない物にしたくらいです。
なので「ビジネスサンダル」や「オフィス用サンダル」など、マナーを意識したアイテムであれば、比較的許容されやすい職場もあります。
OKとされやすいサンダルの特徴
- つま先・かかとがしっかり覆われている
- 落ち着いたデザイン(黒・ネイビー・ベージュなど)
- 音が出にくい
- シンプルで清潔感のある素材
オフィス内の移動用に置きサンダルとして1足用意しておくのもおすすめです。

僕は常にこのスタイルで、会社に着いたらサンダルを履いて、来客や外出時は革靴という風に使い分けています。
足元の印象=あなたの印象

ビジネスにおいて「第一印象」はとても重要です。
僕は営業マンをやっているので、この第一印象の重要性は嫌というほど体験してきました。
服装の清潔感やTPOをわきまえたスタイルは、信頼感や安心感につながり、先方からの対応や言葉遣いまで変わってきます。
逆に「だらしない」「常識がない」と思われれば、どんなに仕事ができても評価を落とす可能性があります。

これがビジネスの世界ですからね。
夏の暑さ対策も大切ですが、社会人としての“見られ方”を忘れないことが大切です。
まとめ

サンダルがOKでも「常識の範囲」で選ぶのが大人のマナーではないかと思います。
- サンダルがマナー違反かどうかは、職場環境によって異なる
- 来客対応や就業規則、安全性に関わる職場ではNG
- 社内履きでも清潔感・きちんと感を意識するのが◎
- ビジネスサンダルや音が出にくいスリッポンタイプがおすすめ
季節に応じた快適さを追求しながらも、社会人としてのマナーを忘れずに過ごしてみてくださいね。
“見えない部分”にこそ、人としての気配りが表れます。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

