うちの会社ムダな会議ばかりで仕事が進まない…
こんな会社で大丈夫かな?
毎日何かしらの名目で大の大人がぞろぞろ集まって長時間の会議ばかりしていませんか?
もしくは、会議になぜ呼ばれたか分からず何となくいるだけになって、時間をムダにしてイライラしていないでしょうか?
このような会社は「自身の成長があまり見込めない危険な組織」の可能性が高いです。
会議が多い会社ほどダメな理由と働きやすい会社の特徴をまとめました。
✔️この記事でわかること
- ダメな会社ほど会議が多い理由
- この会議をしてる会社は転職検討候補
- 働きやすい会社の特徴
✅この記事を書いてる人
名前:ひでよし
社員5人の小企業からプライム上場企業へ
転職4回で大小合計5社を経験してきた視点あり
ムダな会議多すぎて仕事進まん…ダメな会社ほど会議が多い理由
ダメな会社ほど会議が多い理由
目的のない会議を仕事だと思っている
ダメな会社ほど会議の目的を見失った状態でも、しっかり仕事をしている雰囲気になってしまっていますよね。
よくよく中身を見ると重要な項目が議題に入ってなかったり、どうでもいいような内容に時間をかけて議論したり、会議という仕事をしている状態です。
しかし「会議=仕事」ではありませんよね。
会議って「結論や方向性を決める」事が仕事になります。
ここの線引きがあやふやで、とりあえず集まって着地の見えない会議をしている会社に成長などありません。
会議を開けば何かが決まると思っている
とりあえず人数集めてみんなに意見を募ったら何か決まるでしょ?
というスタンスで会議を開催するのが当たり前になっている会社もよくありません。
いくら人数が集まっても会議の目的がはっきりしてない事には誰も何も言えませんよね。
「何でもいいからアイデアを出せ!」
というのはあまりに横暴ですし、こんな調子でいいアイデアなど出るわけないのは誰でも分かりそうですが、実際にこのような会議が行われている会社もあります。。
経営陣が暇してしまっている
社長や役員の方々が暇してしまうので、とりあえず会議やっとこ。
というパターンもありますね。。
そこそこ大きめの会社規模になると見かけやすくなるこの現象。
役員クラスになると実務からは離れるし、承認業務も部長クラスで完結する場合が多く、会社で暇してる偉い人が結構いたりします。
その暇な役員達の暇つぶしのための会議や報告会など下からの報告を聞いて、ダメ出しするという社員からすると非常に迷惑な時間になりますからね。
実務の業務も忙しいのに、余計な報告書や発表用のパワポを作成したりと、メイン仕事の時間も奪われる事になります。
このようなあまり重要ではない報告発表会的な時間が多い会社は、優秀な人から辞めていくでしょう。
この会議をしてる会社は転職検討候補
10人以上が出席する会議
一度の会議で10人以上参加するのが普通になっている場合はかなり危険です。
おそらくその会議で発言する人は2〜3人。
残りの8割の人はただ聞いているだけで、特に何もしないという状況になっていると思います。
これって8割の人が出席する必要が本当にあったのか?
という部分を考えずに「とりあえず関係者の皆さん!」って感じの声掛けで集められた状態であることが考えられますよね。
ここを議論せずに「とりあえず全員!」というやり方では、出なくてもよかった人の時間を奪っている事になり、会社全体の生産性を下げている事に気づいていないのがヤバい状態です。
定時後にスケジュールされた会議
会議の開始時間を定時後に設定しているのに、誰も疑問に思っていないような場合もかなり危険です。
例えば、定時が18時なのに18時〜20時みたいな予定の取り方で会議を始めようとする場合。
これって最初から参加者の都合より会議を最優先とする姿勢が見えますよね。
指摘すると決まって返ってくる言葉は、
だって間に合わないんだからしょうがないだろ!
僕には何がしょうがないのか分かりません…
間に合わないなら定時内で会議をする時間を事前に確保したり、先方への報告や成果物を少し遅らせてもらう交渉をすればいいだけです。
完全に思考停止、部下の都合はお構いなしで「仕事なんだからしょうがない」で全て通ってしまう職場環境だということ。
この会議のやり方が普通になっている場合はかなり危険です。
会議のための会議
来週の金曜日に会議があるから、そこで何を報告するかの会議を水曜日にやろう。
という会議のための会議。
これ意味分かりません。上司が会議で報告する内容をチームみんなで考える会議です。
チームみんなで集まるという事は、全員の業務が止まる事を意味します。
しかも部下から定期的に日報や報告書で上司に仕事の進捗を報告しているのに、集められて会議のための会議をやるというコントみたいな話です。
しかし実際これが当たり前に行われている現実があるんですよね…
これは僕が以前所属していた会社の体験談です。
これだけ無駄な時間を使って、日報や報告書で提出した内容を、みんなでもう一度確認して上司が上に報告する内容を考えるって普通にヤバいですよね。
働きやすい会社の特徴
会議は少人数制を徹底
会議は少人数制を徹底している会社は、効率を重視し無駄な時間を社員から奪わないという意識が会社全体にあります。
会議も必要に応じて、細かく招集する人員を選びます。
人数は3〜4人で、5人以上になる事はあまりありません。
会議で5人以上出なくてはいけない議題ってよく考えるとあんまり無いと思いませんか?
少人数制の方が意見も言いやすく、みんなが話を理解しやすい環境と言えます。
会議の必要性を理解した上司だと、ここを必ず配慮してくれますね。
会議での着地を必ず先に決めてくれる
「この会議でのゴールは?」
ここを会議の前に周知してくれる上司や主催者がいる会議は有意義なものになる確率は非常に高いです。
集められた目的が「〇〇について決める」という明確なゴールが設定されていれば、みんな何を考えてどんな意見を言えばいいのか分かりやすいですからね。
着地点を決めずに会議を始めるのは、ゴールのないマラソン大会で走り出すのと同じです。
会議のゴールを決めてくれれば、出席するメンバーも事前に色々考える時間も生まれるし一石二鳥ですよね。
時間を決めて逆算の思考
働きやすい会社での会議は、時間に関して常に逆算思考で物事が進みます。
終わりの時間を最初に決めて、それまでには必ず終わらせるという決め事をしてから会議をスタートさせます。
終わりが決まっているメリットは、話が脱線したり無意味な雑談になる事が少なく、必要な議題に集中できること。
時間も短いのでダラダラと間延びせず、モチベーションも下がらずに済みます。
会議の目的は「必要な事を決める時間」ことであって「時間をかけて何かが決まる」ことではないということ。
「決める」と「決まる」では似ているようで全然意味合いが違いますからね。
ここを会社組織として統一してくれているのが働きやすい会社と言えます。
まとめ
会議によって実務作業時間が減らされ、そのしわ寄せが残業に繋がり、どんどんストレスが溜まっていく…
たかが会議かもしれませんが、毎日小さなストレスの積み重ねが、時間と共にジワジワとボディブローのように効いてきます。
定時後の他人の時間を平気で奪い「何かいいアイデアを出せ!」というような要求をしてくる組織に明るい未来はありません。
会議のやり方一つで会社の雰囲気ってかなり分かりますからね。
「これおかしいだろ…」
「マジでムダが多すぎるな…」
と疑問や違和感を感じたら、あなたの感覚は間違いなく正常です。
思考や感覚が正常なうちに、もっと働きやすい会社に転職するのも大事だと僕は考えています。
その内、疑問すら感じなくなったら多分一生動けないままムダな会議に出続ける事になります。
サラリーマンは自分で職場を選ぶ権利があります。
今の会社マジでやってらんねぇ…
もっとまともな会社に転職したいな…
という方に、転職4回でエージェントを3度利用してきた筆者が業界や職種ごとにオススメの転職エージェントをまとめています。
参考にしてみてください。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!