一生懸命働いてるのに全然給料上がらないのなんで?
この先も今の会社で働き続けて大丈夫かな…
毎日仕事を頑張って成果も出して評価されているのに、給料が上がらない環境に疲れている人も多いはず。
結果を出して頑張っているのに給料が上がらない原因は「あなたの頑張りが足りない」ことでも「能力不足」でもありません。
「サラリーマンとして働く本質」を理解していないと、一生会社に搾取され続け給料が上がらず定年を迎えてしまうかもしれません。
過去に社員5人の零細企業から1,000人規模の上場企業に転職経験のある筆者から断言できる事があります。
それは、真面目な人ほど損をしてしまう仕組みが世の中にはあるという事実。
この記事では給料が上がらない原因と「それを知った上で今後どうしていくべきか?」について解説していきます。
✔️この記事でわかること
- 中小企業で給料が上がらない3つの原因
- 給料が上がらない中小企業で働き続ける?《3つの判断基準》
- 転職を決断したらすぐやるべき行動
✅この記事を書いてる人
名前:ひでよし転職4回
社員5人のブラック企業からプライム上場企業に転職し年収150万アップ
その後MAX年収700万円で心と財布が安定
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中小企業は社歴を重ねても給料は上がらない?この先が不安な人へ
中小企業で給料が上がらない3つの原因
会社の給与水準が低い
中小企業では、そもそも設定されている「給与水準」が平均と比べて低いことはよくあります。
日本の会社の給料の決め方は、年齢で基本給が決まるって会社が多いんです。
例えば、
- A会社:30歳 月給30万円
- B会社:30歳 月給25万円
こんな感じで会社が基本給の基準を決める時に年齢で線引きしてしまいます。
同じ業界、同じ仕事内容であっても会社の給与基準によって、A社なら基本給が50,000円も高くなります。
逆にB社なら、入社時点でどれだけ頑張っても基本給250,000円固定なので、普通に働いても生活は楽になりません。
これだけで年収が60万円変わってきますからね。ボーナスも基本給をベースに計算されるので年収差ももっと大きくなります。
昇給で基本給50,000円上げようと思ったらあと何年働かないといけないか想像できそうですよね。
なんなら昇給すらないって会社結構ありますから。。
会社の業績が慢性的に悪い
年収が上がらないのは、会社の業績が慢性的に悪い状態が考えられます。
業績が悪いと「上がらない」のではなく「上げられない」状態にあり、シンプルに経営状態が苦しいという事情がありますね。
特に中小企業だと大企業のような潤沢な資金力がない場合が多いので、業績に左右される振り幅が大きくなってしまいます。
業績が回復して資金力に余裕が出てくれば給料が上がる可能性もありますが、社員1人の頑張りではどうすることも出来ないのが辛い所ですね。
今後の業績回復の見込みがあるのかどうかを見極める努力が必要になってきます。
経営陣に上げる気がない
社長や経営陣が最初から社員の給料を上げようとしていない場合です。
一旦入社させてしまえば、後は昇給なしにずーっと固定された給料で働かせてやろうという魂胆が見え隠れする状況。
ブラック企業に多い特徴で、入社前ほど、
「出世して部長になれば年収〇〇〇万円だぞ!」
など耳障りのいい言葉で煽っておいて、実際はそもそも昇進も昇給も用意されていないという残酷な世界も実際にありますからね。
こういった世界があるという認識を持っているかどうかが重要です。
給料が上がらない中小企業で働き続ける?《3つの判断基準》
社内の評価基準がブレブレ
評価ってルールを守って仕事をきっちりやっていれば普通評価されるでしょ?
会社って人間の集まりで、あなたの評価を決定するのも普通の人間である上司です。
人には感情があり、感情優先で物事を判断してしまう側面がありますよね。
どんなに優秀な上司であっても「感情」によって下される判断が変わってしまうことって本当によくあります。
ブレブレな評価基準一覧
- マニュアル通りに仕事をしても評価されない(もっとデキる事があるはずだと上司が満足してくれない)
- ルールを無視して成果を出した人が結局評価される制度(お気に入り人事)
- 仕事はきっちりしてるのに上司に嫌われたという理由で昇給なし(不当な評価制度)
これらの評価基準って人の感情だけで判断しているものばかりで、仕事の成果が反映されない場合がほとんどです。
結局は社内営業や役員や部長に気に入られないと評価を下げられたり、転勤などで意に沿わない場所へ飛ばされてしまう事が、今だに平然と行われてますからね。。
こういった納得いかない評価基準が見えてしまう職場には長く勤める必要はないと思います。
頑張ればいつか認められて給料も上がるんだ!
というのは幻想で、あなたの頑張り全てを搾取し続ける会社かもしれません。
会社側に搾取されていないか
- 昇給がない
- サービス残業当たり前
- 長時間労働
- ボーナス無し
- 年間休日105日以下(法律違反)
どれだけ頑張っても報われないどころか、労働者側だけが損している状態が当たり前になっているようなら早めに行動して脱出すべきです。
会社の中にいたら、上司や同僚も同じ境遇なのでなかなか気付きにくいですが、どれも普通におかしいですからね。
会社はボランティア団体ではないので、利益を生むためにあります。
利益を出しているのに社員に還元しようとせず、タダ働き同然の扱いをしてくる会社はマジでたくさんあります。
絶対に口には出しませんが、
「安い賃金でなるべくたくさん働いて大きな成果を出してほしい」
会社側の本音ってまさにこれですからね。
給料の上がらない会社にいながら「会社のために」とか「会社に捧げる」とかは冷静な判断ができていない可能性が高いので改めて今の状況を見つめ直してみてください。
給料以上の魅力があるか
中小企業にも魅力はたくさんあります。
その魅力が低い年収以上にあるかどうか。ここが一つのポイントではないかと思います。
例えば、
- 少ない社員みんな仲が良くて協力し合える人間関係が出来ている
- 社長や経営陣が社員目線で気遣ってくれる
- 仕事量を調整して残業にならないよう上司がコントロールしてくれる
など、年収が低くてもそれを補うほどの働きやすさだったり良好な人間関係がある場合は、無理に転職や辞める必要はないかなと思います。
お金の安定以上に心の安定は大事なので、健康を壊してでも年収を上げにいく必要はないのかなと。
毎月の生活費を極限まで下げて、少ない支出で生きられる環境を作れる人は年収に固執せずゆったり生きていくのも悪くないのかなと思います。
転職を決断したらすぐやるべき行動
今の会社での評価基準に納得いかなかったり、完全な搾取にあっていてタダ働き同然の働き方から脱出したいと思う人は、転職で働く環境を変えるべきです。
転職はあくまで働く環境をより良くするための手段であり、一か八かの大勝負でもなんでもありません。
転職活動に慣れていない人は「何をどうすれば分からないから動けない」という不安から動けないってよくありますよね。
逆に言えば、やることが明確に分かれば、後はそれを丁寧にこなしていくだけで確実に転職活動は前進します。
そのやるべき事が分からないんだが…
やるべき事は転職エージェントに登録し、エージェントに言われる通りに進めていけばOKです。
転職エージェントをうまく活用する
ここからは転職エージェントのサポート内容と使い方です。
僕は過去に3回の転職でエージェントを利用しました。
そこで分かった事は「年収を上げる」「大企業や上場企業に入る」という労働環境をステップアップさせるには、転職エージェントを使わない手はないということ。
転職エージェントは利用者は完全無料で使えるので、金銭的な負担はありません。
その上で、サポートしてくれる内容は以下。
- 応募企業の情報開示
- 履歴書・職務経歴書の書き方と添削
- 企業分析と自己分析
- 面接対策・模擬面接練習
- 面接時の日程調整全て
- 内定後の年収交渉
これらをプロのエージェントから手取り足取りサポートしてもらえます。
中小企業から大企業や上場企業への転職ってかなり難しそうに感じるかもしれませんが、全然そんなことありません。
実際に僕は、Fラン卒で学歴もなく、資格も一切持っていない人間でも、社員5人の小企業から転職エージェントを利用して社員1,000人規模の上場企業へ入ることができましたから。
年収は一気に150万上がり、年間休日も125日以上になるなど劇的に労働環境を改善することができました。
この体験があるからこそ、中小企業で頑張っても報われない、給料が上がらない、サビ残だらけ、長時間労働、など僕もかつて味わった「馬車馬のごとく働く環境から一人でも多くの人が脱出して時間とお金に余裕のある暮らし」になればと思いこのブログを書いています。
そのために狙うべき上場企業に入るために「自分に合った転職エージェント」を見つけなければいけません。
自分に合った転職エージェント?
とりあえず大手のエージェントでいいんじゃないの?
転職エージェントは約26,000社もあると言われていて、自分の希望を叶えてくれる転職エージェントを探すのは至難の業になります。
しかも最近はエージェントの専門性が重視されるようになってきており、業界特化型のエージェントが重宝されるようになっています。
エージェントを3回利用した経験から言うと、求人数の多さも確かに重要ですが、それ以上に自分の希望に沿ったエージェントであるかが大事になります。
せっかく登録して面談しても、自分が希望する業界の求人がないとなると登録した意味もないし、余計な手間や時間だけがかかってしまいます。
希望する業界や職種の求人がないエージェントとのやりとりほど空虚なものはありません。
- 自分の希望と全然違う求人が出てきて気まずい
- 会話が噛み合わず相談したくなくなる
- 登録解除がまた面倒に感じてしまう
など転職活動を円滑に進めるために利用したはずが、逆にストッパーのようになって足を引っ張るという本末転倒な状況になってしまいます。
「とりあえず大手の転職エージェントに登録すればいいか」
と何も考えずに登録して、
- 希望する求人が出てこない
- メールだけがガンガン届いて具体的なアクションが分からない
- エージェントが業界に精通しておらず的確なアドバイスがもらえない
など、結果的に遠回りしてしまうことがよくあります。
僕も実際に大手のエージェントに登録したけど、担当者が希望する業界について詳しくなく、結局別のエージェントを探し直して時間を大きくロスした過去があります…
だったら最初からキャリアプラン(希望の業界や条件に強い)に沿ったエージェントをピンポイントで見つける方が、効率も良く転職活動が進むので、時間の短縮に繋がりオススメです。
どれも完全無料なのでエージェント選びの参考にしてみてください。
まとめ
中小企業で給料が上がらないのは個人の能力やスキルが足りていないわけではなく、所属する会社の給与水準によって決められてしまうからです。
スキルや知識、資格などは転職時に使える武器の一つであって、自動的に給料が上げるわけではありません。
いくらスキルや資格を持っていても年収ベースの低い会社に入社してしまうと、宝の持ち腐れ決定でずっと安い給料でこき使われて終わっていきます。
サラリーマンとしての本質を理解→自分を最も高く評価してくれる会社でスキルや資格を活かす
という順番で考えないとずっと安く会社に搾取され続ける人生になってしまいます。
行動は年齢が早いうちが有利な事は間違いありません。行動のキッカケになれば幸いです。
以下の記事では、中小企業と上場企業をどちらも経験した筆者が改めて働く環境の重要性をまとめています。
ぜひ併せて読んでみてください。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!