会社辞めたいけど「転職は逃げ」って言われてモヤモヤする…
実際転職って逃げになるの?
結論、転職は逃げでもなんでもなく、むしろ「逃げるが勝ち」です。
実際にアラフォーで転職を4回繰り返してきた僕が「転職は逃げるが勝ち」について解説します。
ついつい目先の日々の仕事やストレスに周りが見えなくなってしまいがちですが、長い人生、自分を客観的に観察し、戦略的に生きていくことで幸せな人生になっていくと思います。
僕は20代の頃から転職を4回繰り返し、合計5社に所属してきましたが、結果的に「今」が一番いい環境だなと素直に感じます。
✔️この記事でわかること
- 「転職は逃げ」と言われる理由
- 「逃げるが勝ち」について僕が思うこと
- 転職を重ねた今が一番幸せ
✅この記事を書いてる人
名前:ひでよし 転職4回
人見知りアラフォー営業マン
「本ページにはプロモーションが含まれています」
転職は逃げなのか?転職4回してきた僕が今思うこと《逃げるが勝ち》
「転職は逃げ」と言われる理由
「みんなこの辛い環境の中で頑張っているんだからお前だけ甘えるな!」
「しんどい思いをして仕事してるのはお前だけじゃないんだぞ逃げるな!」
転職が逃げと言われる理由は、これに集約されていますね。
日本ではとにかく「みんな一緒」「みんな同じでなくちゃ」という集団意識がめちゃくちゃ強いので、1人だけ違う方向を向くとあれこれ言ってくる人は必ずいます。
しんどい仕事、辛い環境をどうにかしようとするのではなく、「全員が同じようにしんどい思いをしなくちゃおかしい」というマインドになってしまっているのがヤバいですよね。
そんなことを言ってくる人に限って、
だったらあなたも転職すればいいじゃないですか?
と言っても、転職せずにずっとその環境に居続ける傾向にあるなと感じます。
僕の経験上、特に中小企業や職場環境があまり良くない職場ほど「逃げ」だったり「お前はどこに行っても通用しない」など根拠のないことを言われがちです。
上場企業や大企業ほど社員に余裕があり、「転職は逃げ」という価値観がそもそも無かったりします。
転職ってあくまで年収を上げる手段だよね。
転職はキャリアアップに必要なステップでしょ?
というようにポジティブに捉えて、来るタイミングで利用するものという感覚です。
間違っても他人の人生の大きな決断(転職)に対して「逃げ」や「甘え」という言葉を使ったりしませんからね。
「逃げるが勝ち」について僕が思うこと
逃げない=正解ではない
転職を4回繰り返し現在に至る僕は「逃げるが勝ち」について推奨しています。
ということは、「逃げない=正解」っていうこと?
と思うかもしれませんが、全くそうではありません。
どんなにストレスフルな毎日でも逃げずに働き続けることは決して正解とは思えません。
「転職は逃げだ」「甘えだ」という言葉を鵜呑みにして、ストレスに耐え嫌々我慢して何十年も働いた先にあなたに一体何が残るのかなと思ってしまいます。
やはり毎日8時間〜10時間会社に拘束され、1日の大半を会社に捧げる以上、少しでもワクワクする気持ちややりがいなど心が充実する感覚がないと何十年も耐えられないですよ。
我慢に我慢を重ねて残るもの、退職金くらいでしょうか?
しかし退職金も年々減ってきており、最近はそもそも退職金制度すらない会社も増えてきています。
今の時代、一つの会社だけでは特別なスキルは身に付かず、その会社内でしか使えない経験と人脈くらいしか残らないのが当たり前ですよね。
会社の人間関係も退職した瞬間消えてしまうし、退職後も付き合いがあったとしてもお互い歳を取っている中でアクティブに関係を築けるでしょうか。
そのリスクを抱えたまま40代や50代になって、体調不良やメンタル不調などで今の会社を退職せざるを得なくなった時を想像してみてください。
それまで一度も転職経験のない会社に染まり切った人材を欲しがる会社がどれだけあるのか…
というところまで考えておかなければいけないんじゃないかと思います。
僕が転職を重ねてきた理由
転職する理由は人それぞれ違うと思います。
僕の場合は、以下の4つ。
- 仕事のスキルが身につかない
- 新しい職種に挑戦したかった
- 長時間労働、休日が少なすぎてプライベートの時間が全くない
- 給料が安すぎて家族を養えない
僕は転職のたびに「テーマ」を持って労働環境を改善するために行動してきました。
全てを一発で解決する会社に巡り合うのは至難の業だったので、一つ一つクリアしていった感覚です。
テーマがありながら、全ての転職で少しずつですが確実に年収も上げていけました。
特に年収に関しては、一旦年収が上がっていくと次の転職では上がった年収がベースとなってそこから上がるかどうかの交渉になります。
こういった理由から、一度でも大企業や上場企業の年収ベースに乗れれば高い水準で転職活動を進めることができます。
自分にとってのストレスをその都度解決していくように僕は転職を4回してきており、正直この記事のテーマである「転職が逃げ」と言われる理由が全く分かりません。
「何が逃げなのか」言ってる意味が分からない感覚です。
逆に「逃げだろ」と言われても仕方がないのは、1年未満の短期離職を何度も繰り返しているような場合かなと感じます。
ただしこれは世間一般の見方を感じているだけで、僕自身は1年未満だろうが、何回転職していようがそれが「逃げ」とは全く思えません。
何回も転職しているということは、それだけ何回もまた次の会社に採用されているという裏返しでもありますからね。
むしろその方がコミュ力だったり交渉能力に優れている人材だったりしますから。
むしろ「逃げ」と表現し辞めていった人を小馬鹿にするような人がいる会社こそ早く辞めて正解でしょと思います。
転職を重ねた今が一番幸せ
転職を後悔したことは一度もない
これまで4回の転職で5社お世話になってきましたが、現時点で「あの会社に戻りたいな」と思ったことは一度もありません。
そして「あの時転職しなければよかった…」と思ったことも一度もありません。
常に「今」にフォーカスして自分の考え方や働き方を見直し、自分の信じた道を進むことが一番の正解ではないのかなと。
僕は「思考停止して残りの会社員生活を指折り数えて、ただ耐え忍ぶだけの人生」にあまり魅力を感じなかった人間です。
老後に我慢料として得た退職金を持って体力や気力がかなり落ちている状況でどうするの?お金だけ持って退屈な毎日をボーッと過ごすの?
と思ってしまうタイプです。
20代〜40代のまだ体も頭も動くうちに新しい挑戦だったり、働いてみたい会社に応募したりと自分の気持ちに正直に行動してきました。
さらにその合間でこうしてブログを書いたりして自分のやりたいことにチャレンジしています。
だから後悔もないし、今が一番幸せとはっきり言えます。
これらの理由から、僕は転職が逃げと思ったことは一度もないし、自分の人生は一度しかないことを理解した上で、死ぬ時に後悔しない選択をしているつもりです。
後悔しない転職を実現するなら
後悔しない転職を実現するためには「自分に合った転職エージェント」を見つけなければいけません。
自分に合った転職エージェント?
とりあえず大手のエージェントでいいんじゃないの?
と思ってとりあえず大手エージェントに登録するパターンが多いですが、エージェントは全国に約26,000社もあると言われており、その中の担当者の数はもはや数え切れません。
その中から自分にマッチするエージェント(担当者)を探すのは至難の業、というか宝くじを当てるような作業になり、あまり現実的ではありません。
エージェントを3回利用した経験から言うと、求人数の多さも重要ですが、それ以上にエージェントとの相性が大事になります。
どうしてそんなにエージェントとの相性が大事なの?
覚悟を決めていざ転職エージェントに登録して面談しても、相性が合わないエージェントに当たってしまうと、
- 会話がギスギスして気まずい、会話が続かない
- 自分の希望をうまく伝えられない
- 会話が噛み合わず途中から相談したくなくなる
- やりとりが減って適当な求人しか来なくなる
など転職活動を円滑に進めるために利用したはずが、逆にストッパーのようになって進まないという本末転倒な状況になってしまいます。
これは本当に転職エージェントあるあるです。
これらがネット上でのネガティヴなイメージに繋がっているんだと思います。
そうならないために、確実に自分に合った転職エージェントとマッチングできる【転職エージェントナビ】というサービスがあります。
転職エージェントナビでは、登録・相談するだけで「あなたの性格やキャリアプランに合った」エージェントを紹介してくれるサービスになります。
ここで人のマッチングが上手くいかないと、どれだけエージェントとのやりとりを頑張っても、会話が噛み合わず希望の条件や求人に辿り着けない可能性が出てきて、余計にめんどくさいことになりかねません。
「とりあえず大手の転職エージェントに登録すればいいか」
と何も考えずに登録して、
- 希望する求人が出てこない
- メールだけがガンガン届いて具体的なアクションが分からない
- エージェントとの相性が悪くてまた別のエージェントに登録しなおすハメになる
- エージェントが忙しく(抱える求職者が多いため)雑な対応を受ける
など、結果的に遠回りしてしまうことがよくあります。
僕も実際に大手のエージェントに登録したけど、担当者との相性が合わずに結局使うのを辞めてしまい、別のエージェントを探し直して時間を大きくロスした過去があります…
だったら最初から性格やキャリアプラン(希望の業界や条件に強い)に沿ったエージェントをピンポイントで紹介してもらう方が、効率も良く転職活動が進むので、時間の短縮に繋がりオススメです。
登録は30秒で完了します。
完全無料なのでエージェント選びの参考にしてみてください。
まとめ
僕は誰にでも「転職した方がいいよ」と言うつもりはありません。
職人気質の日本人にとってひとつのことを突き詰めて、極める働き方も素晴らしいしカッコいいと思います。
ただし、僕が色んな会社を経験して多くのサラリーマンを見てきて、自分の仕事に誇りを持っている人や本当に自分がやりたいと思って仕事をしている人ってかなり少数派でした。
それだけみんなやりたくないことを我慢しながら淡々と時間が過ぎるのを待っているかのようで、なんとも言えない気持ちになります。
50代、60代になって後悔しても遅いので、今気づいた方はこの機会に行動して欲しいなと思います。
この記事が何かのキッカケになれば嬉しいです。
以下の記事では、中小企業と上場企業のどちらも経験した筆者が両者の生涯年収について調査しました。
関連:11年分の差…中小企業と上場企業の生涯年収(手取り)は家一軒分という衝撃
ぜひ併せて読んでみてください。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!