転職したいけど実際に何をどうすればいいか全く分からない…
今の職場に限界がきて「もう辞めよう…」となったら次の職場探しが始まりますよね。
しかし、いざ転職活動を始めようにもこれまで経験がないと何をどうしたらいいか分からず、時間だけが経ってしまった経験ありませんか?
転職活動が進まないのは「何をすればいいか分からないから」であり、最初から最後まで「やるコト」が可視化されていれば、誰でも簡単に転職することができます。
この記事では、準備から内定までの《やることリスト》をまとめました。
僕はこの手順で過去に4回転職し、年収150万UPと年間休日30日以上増やすなど、労働環境を大きく改善させました。
✔️この記事でわかること
- 転職活動全体の流れ
- 転職準備〜入社までやることリスト8選
- 面倒な転職活動を圧倒的に楽にする方法
✅この記事を書いてる人
名前:ひでよし 転職4回経験者
社員5人のブラック企業からプライム上場企業に転職成功
「本ページにはプロモーションが含まれています」
【初心者向け】転職活動の準備〜内定までの完全ガイド《やることリスト》
転職活動全体の流れ
準備から内定まで3ヶ月前後
いざ転職活動を始めてみんなどれくらいで次の職場が決まるの?
転職活動でまず知りたいのがスケジュール感ですよね。
ざっくり転職活動のスケジュール感を以下にまとめました。
※現在働きながら転職活動を進めた場合を想定しています
やること | 想定期間 |
履歴書・職務経歴書の作成 | 1週間 |
応募企業の選定 | 1週間 |
応募〜書類選考通過 | 1ヶ月 |
面接対策と面接本番 | 1ヶ月 |
内定〜入社 | 2週間 |
少し余裕を持たせていますが、ざっくりこれくらいのスケジュールになることが多いです。
特に働きながらだと、思うように時間も取れないのでやや時間はかかりますが、焦って適当な転職活動するよりよっぽどマシですからね。
もちろん、早い人だと1ヶ月かからずに内定が出る人もたくさんいます。
スケジュール感は人によって様々なので、平均として3ヶ月前後を見ておけば十分終わると思います。
次項で順を追ってやることを確認していきます。
転職準備〜入社までやることリスト8選
やることリスト8選 |
履歴書の作成 |
職務経歴書の作成 |
応募企業の絞込みと自己分析 |
応募 |
面接対策 |
内定後の交渉(条件や入社日の調整) |
現職場へ退職の意向伝達 |
入社手続き |
①履歴書の作成
まずやる事は、履歴書の作成です。
履歴書はあなたがこれまで歩んできた人生を振り返る作業になります。
高校〜大学までの学歴やこれまで働いている会社を思い出しながら作成してください。
以下のような書式で簡潔にまとめるのがよいとされています。
(画像引用元:マイナビ転職)
履歴書は全ての項目を事細かに書く必要はありません。
履歴書は、あくまで人生の流れを可視化するのが目的です。
しかし、志望動機だけは丁寧に考えて書く必要があり、面接で確実に聞かれるので履歴書で書いた志望動機と面接で受け答えする内容はリンクさせておくと突っ込まれずにスムーズに進みます。
②職務経歴書の作成
履歴書が完成したら次に職務経歴書も一緒に作成していきます。
職務経歴書と履歴書って何がどう違うの?
履歴書は「あなた」の人生を振り返るのがメインなのに対し、職務経歴書はやってきた仕事を詳しく深掘りして振り返るのがメインになります。
(画像引用元:マイナビ転職)
例えば履歴書の【〇〇株式会社入社】だけ見ても「その会社でどういった業務をしていたか?」という具体的な情報がないので、採用側も実際にどんな仕事をしていたかが分からないんですよね。
職務経歴書は、過去の職場でのやってきたことを分かりやすくまとめたものになります。
- 経歴要約
- 職務内容(業務内容)
- 実績
- 取り組んだこと
- スキル・知識
- 資格・免許
- 自己PR(御社で活躍できる根拠)
これらを簡潔に分かりやすくまとめることで、書類選考に通過しやすくなるし、改めて自分の強みが見えてくるので面接対策にも使える内容になります。
面接では職務経歴書を見ながら質問されることも多いので、事実に基づいた情報を分かる範囲で細かく書いておくといいかなと思います。
③応募企業の絞込みと自己分析
履歴書と職務経歴書が完成したら次にやる事は、応募企業の絞込みと自己分析です。
「次は〇〇の会社がいいな」というイメージがある人は、その業界や職種に絞って候補をいくつか挙げていけると思います。
特にやりたい仕事も無いし、行きたい会社もないな…
という人は、自己分析もここでやっておきましょう。
自己分析をすると以下の事が見えてきます。
「やりたい事」は感情に任せた判断
「向いてる事」は客観的な視点から見えてくるもの
これにより感情に任せた「やりたい事」ではなく、自分の性格や持っているスキルなどを含めた自己分析に基づいて「向いている、やれる事」が見つかりやすくなります。
例えば、やりたい事が感情的には「プログラマー」だとしても、
本人が身体を動かすのが得意で、ずっとオフィスで椅子に座りっぱなしが苦手な性格なら現実的ではないかもしれませんよね。
意外と自分の性格や適性ってあまり自覚していない人が多くて、真剣に自分の事を深掘りする機会って無いですからね。
自己分析により、応募企業候補になる会社が自然と見つかりやすくなるので、絶対にやりましょう。
④応募
働いてみたいと思う会社をいくつかピックアップしたら、いよいよ企業へ応募になります。
一般的には企業ホームページにある「採用」ページから応募フォームに必要な情報を入力し送信ボタンを押して完了となる場合がほとんどです。
※以下はイメージ
(画像引用元:採用係長)
たまに【電話で問合せ】というパターンもありますが、自社でホームページを持っている企業ならほぼメールで応募できます。
逆に電話のみの問い合わせってなると、ホームページすら持ってない、もしくは運用すらできないヤバめの会社の確率が高いので注意が必要です。
ここで企業側の目に留まれば、面接の案内のためメールが返信されてくるか、電話がかかってきます。
面接の日程調整を企業の採用担当者と決めていくことになります。
⑤面接対策
面接まで辿り着いたら転職活動で一番の山場である面接対策をしっかりとやりましょう。
何の準備もせず、行き当たりばったりで臨むとほぼほぼ落ちます。
これはもう絶対です。
逆にそこで内定出るような会社は、ブラック企業である可能性が非常に高いので注意してください。
関連:【体験談】これが出たらブラック確定!ブラック企業を見抜く面接特徴5選
面接でよく聞かれる想定質問
自己紹介について(7個)
- 自己紹介まとめ(1分)
- これまでの経歴を聞かせてください
- 前職での実績はありましたか?
- あなたは職場でどんな人だと言われますか?
- 人生の中で大きな挫折を教えてください
- これまで最も力を入れてきたことは?
- これまで努力した経験を聞かせてください。またそこから何を学んだかものは?
転職理由について(10個)
- 今回の転職理由は何ですか?
- なぜ今のタイミングなのですか?
- 前の会社の入社を決めた理由は?
- 前回の転職理由をお聞かせください
- 今回転職を考えたきっかけは何ですか?
- 不満を解消するために何をされましたか?
- 今の会社に入ってまだ日が浅いようですがなぜ転職を?
- 2〜3年に1回のペースで転職されていますが理由は?
- 今回の転職で何を叶えたいですか?
- 社内での異動などは考えなかったのですか?
志望動機について(7個)
- なぜ当社を志望されたのですか?
- 当社のことはどこで知りましたか?
- この職種を希望する理由を教えてください
- この業界を希望する理由を教えてください
- 転職先に求める一番の条件は何ですか?
- なぜ未経験の職種に挑戦されたいのですか?
- 応募する会社はどんな基準で選んでいますか?
自己PRについて(9個)
- 自己PRをお願いします
- 周囲の方からどんな人だと言われますか?
- ご自身でどのような性格だと思われますか?
- 長所と短所をそれぞれ教えてください
- 働く上で大切にしていることは何ですか?
- スキルアップのために何かされていますか?
- 仕事を行う際に工夫している点はありますか?
- どんな時に仕事にやりがいを感じますか?
- 短所を補うために何を取り組んでいますか?
これは最低限準備すべき面接の想定質問対策で、過去に10回以上面接を受けてきた僕の経験から高確率で当てはまる項目です。
あとは、企業が行なっている事業の内容を把握しておくことと、必ず最後に聞かれる
何か質問はありますか?
という逆質問にしっかりと対応するくらいです。
この辺りを面接官から聞かれて即返答出来るくらいに準備しておく必要があります。
逆にここをしっかり準備しておけば、後は会話の中で思ったことを素直に伝えられると好印象になります。
⑥内定後の交渉(条件や入社日調整など)
無事に面接を突破して内定ゲットしたら、次は労働条件や入社日の調整をしなければいけません。
年収や休日など細かい条件の確認やいつから働けるかを採用担当者と相談しながら決めていきます。
入社日を決める際は、前職場の退職日をある程度決めておいて逆算した日にちで決められるとスムーズに進みます。
退職も「○ヶ月前に通知する」という社内ルールがどこもあるはずですからね。
内定後の交渉で前職より年収ダウンの提示をされたり、思っていたより休みが少なかったりする場合もあります。
企業側と交渉する場面があるので、心を強く持って自分の考えや条件を伝えましょう。
⑦現職場へ退職の意向伝達
内定が出て入社日を決めたら現職場に退職の意向を伝えます。
退職日は現職場の退職通知の規定に従って1ヶ月前とかそれぞれの会社で決まったタイミングがあるので伝えましょう。
退職届が受理されれば、人事部から退職に必要な書類などを案内してくれます。
後は流れに沿って処理を進めれば問題ありません。
万が一退職させてもらえないという理不尽な場面に遭遇したら、退職代行を利用してでも強引に辞めてください。
退職を伝えた瞬間手のひらを返したように「考え直してくれ」「君がいないと困る」「簡単に辞めさせないよ」みたいに言ってくる職場に同情する必要はありません。
もし執拗に引き止められたり嫌味を言われたなら、逆に退職を決意したあなたの判断が正しかったと証明された形なのでスルーでOKです。
⑧入社手続き
退職の手続きでもらった書類を持って新しい職場に出向き入社手続きを完了させます。
ここまで長い道のりでしたが、やっとゴールです。
入社手続きは、基本的にこれまで選考から関わっていた採用担当者を通して行う事が多いです。
これも担当者の指示に従って必要な書類を用意して提出すれば完了します。
後は前職の有給消化がある人は入社日までゆっくり過ごしたり、勉強したり、これまで時間が無くできなかった事をしてもいいかと思います。
面倒な転職活動を圧倒的に楽にする方法
ここまで見てきて転職活動ってやる事多いし、働きながらやるにはかなり負担が大きくて出来る気がしないんだが…
と思った人も多いはず。
僕も全く同じ気持ちです。
転職したくてもしない人が大多数になる理由が「転職活動があまりに面倒」だからです。
忙しく毎日働きながら履歴書や職務経歴書、企業分析や面接対策などなどやる事が多くて動き出せない人めちゃくちゃ多いと思います。
そんな時こそ、転職エージェントを上手く活用すべきです。
僕は過去に転職で3回エージェントを利用してきた経験から、転職エージェントを活用すべき理由をまとめました。
転職エージェントを上手く活用すべき理由
- 履歴書・職務経歴書を書類選考が通過しやすい内容に添削してくれる
- 自己分析を一緒にしてくれる
- 面接の日程調整を全て代わりにしてくれる
- 応募企業の情報を開示し面接対策をしてくれる(想定質問や模擬面接)
- 内定後の条件交渉や入社日の調整を代わりにしてくれる
これだけのサポートを受けられるのに利用者に費用負担は発生しません。
費用は優秀な人材が欲しい企業側が出すことでエージェントサービスは成り立っています。
転職活動の面倒事をほぼ全て代わりにやってくれる上に、内定を得るためのサポートも無料で受けられるエージェントを利用しない手はないと思います。
よく「転職エージェントは使えない」とか「無理矢理応募させられた」とかネガティブな情報を見かけますが、これは転職エージェントに期待しすぎた人が失敗する末路だと感じます。
「登録さえすれば後は内定まで勝手に全部やってくれる」という過度な期待と間違った認識が歪んだ感情を引き起こします。
あくまで転職活動を行うのは「あなた」であって履歴書も面接もあなたを評価してもらう活動です。
頑張るのはあなたですし、エージェントはサポートでしかありません。
だからこそ上手く使いこなさなければいけません。
転職エージェントが勝手に内定まで連れてってくれると思ったら大間違いです。
ここさえ間違わなければ、必ず転職は成功します。
Fラン卒無資格男の僕が、社員5人のブラック企業からプライム上場企業への転職を成功しているので間違いありません。
転職成功率を確実に高めるエージェント選び
転職を高い確率で成功させるためには「自分に合った転職エージェント」を見つけなければいけません。
自分に合った転職エージェント?
とりあえず大手のエージェントでいいんじゃないの?
と思ってとりあえず大手エージェントに登録するパターンが多いですが、エージェントは全国に約26,000社もあると言われており、その中の担当者の数はもはや数え切れません。
その中から自分にマッチするエージェント(担当者)を探すのは至難の業、というか宝くじを当てるような作業になり、あまり現実的ではありません。
エージェントを3回利用した経験から言うと、求人数の多さも重要ですが、それ以上にエージェントとの相性が大事になります。
どうしてそんなにエージェントとの相性が大事なの?
覚悟を決めていざ転職エージェントに登録して面談しても、相性が合わないエージェントに当たってしまうと、
- 会話がギスギスして気まずい、会話が続かない
- 自分の希望をうまく伝えられない
- 会話が噛み合わず途中から相談したくなくなる
- やりとりが減って適当な求人しか来なくなる
など転職活動を円滑に進めるために利用したはずが、逆にストッパーのようになって進まないという本末転倒な状況になってしまいます。
これは本当に転職エージェントあるあるです。
これらがネット上でのネガティヴなイメージに繋がっているんだと思います。
そうならないために、確実に自分に合った転職エージェントとマッチングできる【転職エージェントナビ】というサービスがあります。
転職エージェントナビでは、登録・相談するだけで「あなたの性格やキャリアプランに合った」エージェントを紹介してくれるサービスになります。
ここで人のマッチングが上手くいかないと、どれだけエージェントとのやりとりを頑張っても、会話が噛み合わず希望の条件や求人に辿り着けない可能性が出てきて、余計にめんどくさいことになりかねません。
「とりあえず大手の転職エージェントに登録すればいいか」
と何も考えずに登録して、
- 希望する求人が出てこない
- メールだけがガンガン届いて具体的なアクションが分からない
- エージェントとの相性が悪くてまた別のエージェントに登録しなおすハメになる
- エージェントが忙しく(抱える求職者が多いため)雑な対応を受ける
など、結果的に遠回りしてしまうことがよくあります。
僕も実際に大手のエージェントに登録したけど、担当者との相性が合わずに結局使うのを辞めてしまい、別のエージェントを探し直して時間を大きくロスした過去があります…
だったら最初から性格やキャリアプラン(希望の業界や条件に強い)に沿ったエージェントをピンポイントで紹介してもらう方が、効率も良く転職活動が進むので、時間の短縮に繋がりオススメです。
登録は30秒で完了します。
完全無料なのでエージェント選びの参考にしてみてください。
まとめ
転職活動って準備から内定まで、やることはかなり多いです。
現在働きながら活動する人は、特に忙しくて十分な時間が取れない人がほとんどだと思います。
過去に4回転職してきた僕が思うのは、転職活動ってとにかく楽をしなければ成功しないと思っています。
エージェントを利用しない場合、面接の準備に時間をかけたいのに、履歴書や日程調整など「やらなければいけないけど面倒なこと」のせいで準備不足になるってホントあるあるですからね。
エージェントに任せられる所は任せて、自分が一番集中しなくちゃいけないポイントにだけ注力できるよう賢く利用すべきです。
僕の経験から言えるのは「転職エージェントを制する者が転職を制す」じゃないかなと思います。
相性の合う優秀なエージェントに当たればマジで転職活動はスムーズかつ希望条件で転職できますよ。
あなたの転職活動が上手くいく事を心から祈っています。
以下の記事では、30代が辞めていく会社の危険度を深掘りしています。将来のためにも危険サインを見逃さないようにお願いします。
関連:30代が辞めていく会社3つの特徴《当てはまったら働き続けるの危険です》
ぜひ併せて読んでみてください。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!