
30代・40代がいない会社って大丈夫なのかな?
自分の会社を見渡して、ふとこの疑問に気づく人も多いかもしれません。
もしくは転職しようと求人票を見て「平均年齢が相場よりかなり高いな…」っていう。
社員の年齢構成が50代・60代が大半を占め、残りが20代の若手中心になっている会社って結構多く、これって場合によっては危険な会社かもしれません。

実際僕も過去に所属していた会社がこの構図になっていました。
なぜ30代と40代がいない会社が多いのか、過去の経験から考察してみました。
30代、40代という会社にとって一番の働き盛りである中堅社員が辞めていなくなってしまう会社には、負の遺産がたくさんあることに気がつきました。
もし今、あなたが所属している会社と同じ状況なら早めに脱出した方がいいかもしれません。
✔️この記事でわかること
- 30代・40代がいない会社の3つの特徴
- 会社の将来性が見えないと感じたら
- 転職経験がなくても問題ない理由
✅この記事を書いてる人

名前:ひでよし 転職4回
社員5人の小企業からプライム上場企業へ転職
38歳で日本最大手グループ企業に転職
「本ページにはプロモーションが含まれています」
30代・40代がいない会社って大丈夫?社員構成から分かる会社の特徴
30代・40代がいない会社の3つの特徴
出世しても上がるのは給料ではなく責任
出世をちらつかせてモチベーションを上げ、いざ出世したら大して給料は増えないのに責任だけがガツンと重くなるような会社は高確率で30代・40代がいなくなります。
なぜなら、30代40代は管理職を意識し出す年齢であり、実際に出世して責任だけを押し付けられる先輩を目の前で見ているからですね。

出世して課長や部長になるメリットが見出せない…
ただでさえ忙しいのに管理職の仕事も増えたらムリ…
当然このようなマインドに陥り、

「このまま頑張って出世してもあの待遇なら、ちゃんと評価して給料も上がる会社に転職しよう」
となるに決まってますよね。
転職のリミットが40代と考えると、このタイミングで人が辞めてしまいます。
働き盛りのこれから管理職になって欲しい人材が流出してしまうのは会社にとって最もダメージが大きいのは会社側も分かっているはずなんですけどね。
経営陣が無能
経営陣が無能すぎる会社も30代・40代がいなくなる傾向にあります。
30代・40代で転職できる人は例外なく優秀だったり、高度なスキルだったり、アピールできる実績を持っている場合がほとんどです。
経営陣が無能で、意味不明な経営方針や理不尽な指示で現場を掻き乱して部下を困らせていたら、優秀な人達が黙ってそのまま従い続けるはずがありません。
もっと優秀な社長や役員など安心感を得られる経営陣が揃う会社を求めて転職してしまうのも無理はありせんよね。
逆に残った人材は転職できない(転職したいけど怖くて動けない)、もしくは思考停止していて転職が選択肢として全く頭にない人です。

結果、そのまま無能な経営陣に振り回され、そのしわ寄せを部下に丸投げしてくる非情な人が多いのが特徴的です。
不景気で採用できなかった
唯一まともな特徴が、不景気で人を雇用したくてもできなかった場合です。
就職氷河期世代という言葉があるように、不景気の流れに巻き込まれ採用ができず30代・40代が抜け落ちてしまっている状況ですね。
就職氷河期世代とは1970年〜1984年に生まれた人達を指し、この世代は別名「ロストジェネレーション世代」とも呼ばれています。
しかし現実は就職氷河期世代だけでなく、さらに下の世代でも不況の煽りを受け、正社員として働く人数は減り続けていますよね。
そもそも人口自体減り続けているので、当然の現象かもしれません。

バブル崩壊後にリーマンショックなど立て続けに景気悪化を味わった世代は、日本が良かった時代を全く知らない世代ばかりになってきていますね。
時代に勝てなかった30代・40代は正社員になれず、非正規雇用として苦しい生活を余儀なくされている方達も相当数いるのが現状です。
会社の将来性が見えないと感じたら
会社が変わることはない
これまで5社の会社で様々な経験をしてきた筆者として声を大にして言いたいことがあります。
それは「会社が変わることはない」という現実です。
実際に30代・40代がいない会社にはそれ相応の理由があります。
どれだけ優秀な人が辞め続けても会社は基本的に反省なんてしません。

「人手不足がヤバいしそのうち良い方向に変わっていくかも」という期待はしない方がいいです。
会社は本当に変わりませんから。
会社は100%変わらないので、期待せず「変われるのは自分自身しかない」と覚悟を決めて自ら行動するしかありません。
考え方を変えることで、行動が変わります。
- 責任だけ増えて上がらない給料
- 無能な経営陣にあれこれ指図されトンチンカンな指示に従う日々
- 任せられる部下が育たずずっと現場最前線で走り回る毎日
このような働く未来を想像して今どう感じるでしょうか…。
僕は絶対に耐えられないです。

だから転職回数が増え、自分の信念に従って行動し続けています。
結果的に転職のたびに労働環境は確実に良くなっていってますからね。
これも転職の回数を重ねることで、転職市場の傾向や内定を得るノウハウが溜まった事による成果と言えるのかなと思います。
逆にチャンスと捉える考え方もアリ
ここで、全く逆の考え方で覚悟を決める方向性も解説しておきます。
30代・40代の社員がいないという事は、20代の若手にとってはビッグチャンスとも取れます。
50代・60代は数年で定年になるのは見えている訳ですから、数年踏ん張って結果を残せば、最速ルートで役員など確実に年収が上がるポストに就けるかもしれません。

現在20代で今の会社に不満なく、ここで頑張っていきたいビジョンのある方は、最年少での役職を目指していくのも大きなモチベーションになるかもしれませんね。
中途半端な課長や部長ではなく、役員クラスまで見据えるならチャンスとして捉えるのもアリかもしれません。
キャリアの見直し
とはいえ、今の会社で定年まで勤め上げるイメージが持てるでしょうか?
苦労した末に入社した会社ほど思い入れも強くなるし、他へ転職するという選択肢はなかなか出てこないかもしれません。
しかし、会社は日本に約260万社以上あり、上場企業だけでもおよそ4,000社あります。
人生において来るべきタイミングって必ずあります。
おそらくこの記事を検索して読んでくださっている時点で、何かしらのタイミングが来ている前兆であることは間違いありません。

これは煽りでもなんでもなく、これまでは特に疑問も感じずに働いていたはずなのに、なぜか違和感を感じて色々と検索して調べようとしている訳です。
新しい環境にチャレンジするというのは未知の世界で不安かもしれません。
しかし現状維持では、失敗は無いかもしれませんが、今より良くなる成功は100%訪れません。
社会人になって年齢を重ねるごとに「何もしなければ本当に何も起きない」を痛感しています。
毎日同じ時間に起きて、同じ電車に乗って、同じ仕事をこなして、同じ時間に帰ってきて、同じ時間に寝る。
ドキドキワクワクするような気持ちの変化ってほとんどなくなっていませんか?

僕もほとんど毎日ロボットのようなルーティンワークで感情が完全に消えてしまっている瞬間もありますからね。笑
これ多くの方が感じていることじゃないかなと思います。
だからこそ、このまま何も起きない、何も感じない、ただ時間だけが過ぎていくような人生でいいのかなっていう不安は歳を重ねるごとに重みを増していきます。

某学長がよく言う「今日が人生で一番若い日なんだよ」とまさにその通りじゃないかなと。
今一歩踏み出すことで、確実に何かが動き出します。
転職活動をして、転職エージェントに相談してたくさん求人見て、自分の市場価値も分かって、最終的に色々吟味した結果「転職しない」という選択もできます。
でも、それは行動して得た結果であって現状維持で何もしなかった「転職しない」とは意味合いが全く違うし、価値観や視野の広がりは今後の人生においても財産になることは間違いありません。

でも、転職とかした事ないし何をどうすればいいかも分からない…
転職エージェントを上手く活用すべき
転職活動を成功させる勝ちパターン

結論、転職エージェントを上手く活用しましょう。
転職エージェントは利用者は完全無料で使えるので、金銭的な負担はありません。

なんで無料で使えるの?
なんか怪しくない?変な勧誘とあるんじゃ…
その心配はありません。
お金は優秀な人材を採用したい企業側が負担してくれています。
人手不足が加速する現代では、企業はエージェントに高いコストを支払ってでも優秀な人材を確保しようと必死です。

これにより利用者への金銭の負担は一切ありません。
その上で、サポートしてくれる内容は以下。
- 応募企業の情報開示
- 履歴書・職務経歴書の書き方と添削
- 自己分析、企業分析サポート
- 面接対策・模擬面接練習
- 面接時の日程調整全て
- 内定後の年収交渉
これらをプロのエージェントから手取り足取りサポートしてもらえます。

かなり手厚いので、利用者は転職活動に集中できるし、働きながらの転職でも仕事に大きな支障がでなくて済みます。
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- なんとなく希望と違うけど話を進めてしまう…
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多くの方は、忙しい合間に転職活動を進めなければならないと思うので、オンラインで全て完結するのも手間がかからず円滑に進められるのも大きなメリットになります。
まとめ
会社は様々な事情を抱えて運営している苦労はわかります。
しかし、社員構成や平均年齢などに偏りが出ている会社には必ず原因があり、人によっては退職の理由になることもたくさんあります。
30代・40代という会社にとっていちばんの働き盛りの社員がいない会社の特徴を知ることで、見えてくる将来像も分かるし、自分にとっての良し悪しを判断する材料になるはずです。
これらを知って今後のキャリアプランの見直しに役立ててもらえると幸いです。
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また、以下の記事では、中小企業と上場企業の生涯年収について深掘りしてみました。
関連:11年分の差…中小企業と上場企業の生涯年収(手取り)は家一軒分という衝撃
ぜひ併せて読んでみてください。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!