
オーナー企業や同族経営の危険な特徴ってあるの?
ヤバいって何がヤバいの?
オーナー企業って聞くと中小企業のワンマン社長というイメージあるかもしれません。
僕は過去に中小企業、上場企業のどちらもオーナー企業の会社にいた経験があります。
今考えると「マジでありえないだろ…」っていう経験がたくさんあったので、ヤバい会社5つの特徴を体験談をふまえながら「ヤバさ」を共有できたらと思います。
今いる環境に疑問がある方だったり、これから転職しようと考えている方の参考になれば幸いです。
✔️この記事でわかること
- 【体験談】オーナー企業のヤバい特徴5選
- オーナー企業のメリット
- ヤバいオーナー企業を見極める方法
✅この記事を書いてる人

名前:ひでよし
転職4回経験者
社員5人のブラック企業からプライム上場企業へ転職成功し人生好転
【体験談】オーナー企業や同族企業は危険?ヤバい企業の特徴5選
【体験談】オーナー企業のヤバい特徴5選

ワンマン社長の独壇場
僕が過去所属していた社員5人のオーナー企業は、毎日が社長の独壇場でした。
意思決定はもちろん、勤務時間や休日など「俺が仕事してんだからお前らも仕事しろ」みたいなスタンスでしたからね。。

土日も、いつ社長が出勤してくるかわからないので、いつも「社長、今週末は仕事されますか?」みたいなわけわからんお伺いをしていました。
で、暇潰しで来ているだけので急に14時とかに帰っていったり…そしたら社員も解放されます。
もう意味不明すぎですよね。
こんな状況でも社員5人の会社だと内部の出来事って外部に漏れませんから、社長のやりたい放題になってしまうんです。

でも社長は「俺が社員を養ってる」くらいにしか思っていませんでしたから。
今思い返してもヤバかったですねぇ。
周りは全員イエスマン
ヤバい会社の特徴2つ目は、社長の周りにいる人間全てがイエスマンと化します。
社長の権力が強すぎてブレーキをかける人が存在しません。
ブレーキをかけようとして社長に睨まれたら、その会社での生きていく道が閉ざされてしまうも同然な環境ができあがってしまっています。
みんなそれが分かっているので、下手に意見したりしません。
小さな家族経営やオーナー企業だとそれが当たり前になっていたりするので、人によっては気絶レベルのストレス環境になります。
昇給やボーナスは社長の気分次第
お金に関する部分はマジでヤバいです。
自分の給料がアップするか、ボーナスがちゃんと出るかなど社長の気分次第で決まってしまいます。
業績も関係しているんでしょうけど、ボーナスも30万出たと思ったら急に5万になったり、そもそも1円も出なかったり、、

ボーナスもらえるだけありがたいでしょ。
って意見もあるかもですが、社長の気分次第すぎてめちゃくちゃ振り回されている感はありましたね。
給料やボーナスなどお金に関して全く読めないのは、人生プランを考える上でかなりしんどかったです。

自分の人生プランは全てこの社長が握っているのか…と思うと絶望しました。
理不尽でも我慢しか選択肢がない
オーナー企業では社長がルールブックなので、社長が「右向け」と言えばどれだけ納得いかなくても右向くしかありません。
休日出勤だとか残業代未払いとかめちゃくちゃな事があっても、理不尽に耐えるしか社員に残された選択肢はありませんでした。
今考えたら「労働基準監督署に通報するなりどうにでもなるやん」となりますが、働いている当時は社長に睨まれたら終わると思わされていたので、思考停止で身動きが取れない状態でした。

ある種のマインドコントロールです…
社長が倒れる=会社が終わる
オーナー企業でワンマン社長の場合、会社の権限が社長に集中しすぎています。
これが意味する事は、社長が倒れた瞬間会社が倒れるということ。
中小企業のオーナー社長は営業マンである事が多いですね。

社長が仕事を取ってきて社員がさばいていく、オーナー企業に勤めてる人はこのスタイルではないでしょうか?
営業=売上なので、そもそも仕事を受注しないと何も始まらないですから、一瞬で会社は傾いてしまいます。
社長にフルベットするという事は、沈む時も一緒だということですね。
オーナー企業のメリット

ここからはオーナー企業のメリットを3つ紹介します。

僕がオーナー企業で約5年耐えられたのも、これらのメリットを少なからず感じていたから。
社長や経営陣の仕事を見れる
中小のオーナー企業では、社員と社長や経営陣の距離がとにかく近いです。
上場企業に転職してからは社長なんてほとんど見かけないし、役員とも話す機会もほとんどありません。
その点、オーナー企業だと社長や経営陣が何をやっているかを近くで見られるので、自分も将来会社の幹部だったり独立企業を目指す人にとってはいい勉強になると思います。

一緒に戦ってる感はありましたね。
やる気を見せればどんどん仕事を任せてもらえる
社長が近いので、普段の仕事ぶりをめちゃくちゃ近くで見てくれています。
ここでやる気を見せれば、どんどん新しい仕事や責任のある仕事を任せてもらえるようになります。

大企業が3年かけてやる事を1年でやってしまうスピード感です。
その業界や職種で成長したいなどビジョンがある人には、めちゃくちゃ成長できる環境と言えます。
会社を利用して将来的に独立など考えている場合など、のんびりしてる時間がもったいないと考える人にはおすすめかもしれません。
社長を味方につけたら無敵
社長に気に入られたり味方につけたら会社生活はマジで安泰になります。
結構すぐに役職につけたり、一緒に色んな場所に連れて行ってくれたりします。
僕は社長とある程度仲良くなれたので、商談の場だったり夜の飲み屋だったり色んな角度から普段なかなか見れない景色を見る事ができました。
まだ若かった僕からするとなかなか行けない場所だったりお金がかかる所にも行けたりして「いい経験になったなぁ」という思い出もたくさんあります。

社長に気に入られるかは運次第もあるので、うまくいけばそれなりに楽しかったりします。
ヤバいオーナー企業で我慢の限界なあなたへ

サラリーマン社長企業は平和
僕の経験上、オーナー企業とは違いサラリーマン社長の企業は社内の雰囲気含めてとても平和です。
社長の一存だけで何か決まったりすることもなく、みんなで会社を盛り上げていく雰囲気が強いです。
比較的会社の規模が大きくなればなるほど、社長の独壇場にはなりにくく、秩序やコンプラの意識が高まります。

僕も最初オーナー企業から転職した時は、その雰囲気の違い、ワンマン感のなさに驚きました。
結局、平和な会社が好待遇や年収がいい(体験談)
僕が実際に体験した小企業のオーナー企業時代とサラリーマン社長企業の待遇の違いは以下でした。
| オーナー企業 | サラリーマン社長企業 | |
| 年収 | 300万円 | 450万円 |
| 年間休日 | 100日以下 | 125日以上 |
| 月残業時間 | 100時間以上 | 10時間以下 |
| 心の余裕 | なし(社長の機嫌に左右) | 自分でコントロール |
極端な例かもしれませんが、これは僕の実体験です。
どうせ働くなら、心が安定していて好待遇の職場で働いた方が幸せに決まっていますよ。
本当に人生が楽になりましたから。
仕事は慈善事業でもボランティアでもありません。
あなたの人生の時間を会社に売って給料を貰う契約です。
平和な会社で働きましょう。
それが自分自身を守ることであり、大切な人を守ることにも繋がります。
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まとめ

ヤバいオーナー企業は結構な数が存在しています。
特に地方の中小企業は会社規模も小さめで、社長のワンマン経営になっている場合が多く注意が必要です。
もし転職を考えているのであれば、すぐに行動すべきです。

個人的にはオーナー企業には苦い思い出の方が多かったです。。
なので、個人的なオススメは断然サラリーマン社長の上場企業です。
オーナー社長と違い自分で立ち上げた会社ではないので、ワンマン感も少なく温厚な人が多いのが特徴です。
それでいて上場企業という安定した地盤の下で経営しているので、社員みんなのメンタルや給料が安定しています。
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参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

