「また怒鳴られたよ…」
「朝から罵声、帰り道ではため息しか出ん…」
「何をしても“段取りが悪い”って言われるしマジ無理かも…」
こんなふうに、施工管理の仕事に限界を感じていませんか？
建設業で働いていると、
「施工管理＝怒られる仕事」
というイメージがついてしまうのも無理はありません。
実際、現場では日常的に怒号が飛び交い、理不尽な言いがかりやプレッシャーに耐えている人が多いのが現実ですよね。
この記事を書く筆者も過去に5年半施工管理の仕事を経験し、何度も怒鳴られ、ブチ切れた職人に投げ飛ばされたこともあります（笑）
この記事では、
- なぜ施工管理は理不尽に怒られるのか
- 怒られないようにするための工夫
- メンタルを守るための選択肢
これら現場を生き抜くために必須になるポイントについて深堀していきます。
今つらい気持ちを抱えている方にとって、少しでも心が軽くなるヒントになりますように。
✔️この記事でわかること
- なぜ施工管理はこんなに怒られるのか？
- 怒られないためにできる具体的な対策
- それでもつらいなら：自分を責めすぎないで
✅この記事を書いてる人
名前：ひでよし
転職4回経験者
元設備施工管理で5年半現場仕事経験者
「本ページにはプロモーションが含まれています」
罵声！怒号！施工管理はなぜあんなに怒られる？現場を生き抜く対策まとめ
なぜ施工管理はこんなに怒られるのか？
1. 「挟まれ役」というポジションの宿命
施工管理の立場は、現場職人と会社・施主の間に挟まれた中間管理職のようなものです。
- 職人には「段取りが悪い」「材料が足りない」と言われ
- 上司や施主からは「工期が遅れてる」「品質が悪い」と詰められ
- 協力会社からは「この指示おかしい」と突き上げられる
怒られるというより「怒られやすいポジション」に立たされているのです。
現場は生き物と言われるように、毎日トラブルと隣り合わせですから、必然的に怒られる回数も多くなります…
2. 現場特有の“怒声文化”
建設業界にはまだまだ“怒鳴って教育”という古い体質が根強く残っています。
「自分も昔は怒鳴られたから」
「厳しく言わないと伝わらない」
という論理で、若手や新人の施工管にを厳しく当たる職人も少なくありません。
また、現場仕事は常に危険と隣り合わせであることも怒号に繋がります。
大袈裟ではなく、命の危険がある場面も多く、生易しい声かけでは危険を回避できないこともあるため、怒号が飛び交うのも仕方がない一面もあります。
3. 未経験者が多く、指示出しがうまくできない
施工管理は未経験からの採用も多いため、現場経験が浅いまま指示を出す立場になることも多いです。
現場の文化的にも、新人に手取り足取り教える風潮はなく、「見て覚えろ」スタンスが当たり前。
すると、新人は当然、
- 図面の読み方が曖昧
- 材料や工程の知識が不足している
- 「なんとなく」で進めてしまう
これが現場の怒りを買い「何もわかってない」「この人の指示は信用できない」と怒られてしまう原因になります。
現在は特に施工管理の人手不足が顕著なため、未経験でもいきなり現場に駆り出されて「とにかくやれ」的な仕事をしている人も多くはずです。
この業界の悪いとこであり、改善していかなくちゃいけない部分ですね。
怒られないためにできる具体的な対策
対策1：事前準備・共有を徹底する
怒られる理由の多くは「段取り不足」「情報の伝達ミス」です。
朝礼前に工程の確認をし、職人ごとに指示書・図面・材料手配が漏れなく済んでいるかチェックします。
チェックリストを作るだけでも、抜け漏れが大幅に減り、「あの人は仕事ができる」という評価につながります。
現場で職人からの質問に即レスできるかどうかが、仕事の進捗に大きく左右されますからね。
施工管理の仕事は段取り8割、現場2割と言われるほど、事前準備でほとんど決まります。
ここは時間をかけてでも、しっかりと対策すべきかなと思います。
対策2：わからないことは素直に聞く
中途半端にごまかすより「自分は今ここがわかっていない」と素直に伝えることで、逆に信頼されることもあります。
経験上、特に職人さんは「適当にごまかそうとする人」がマジで嫌いですから。
なぜなら、適当な曖昧な指示で施工して、間違ってまたやり直しになったら自分に返ってくるから。
だから怒るし正確な情報の見極めを徹底してきます。
怒られた後に改善を見せると「根性あるな」と思って信頼してもらえる職人さんも多いです。
対策3：先輩施工管理に“怒られ対策”を聞く
同じ現場にいる先輩や上司に「どうやってうまく現場を回しているのか」を聞いてみるのも一つの方法です。
「○○職長にはこう言うと納得する」
「この業者は少し余裕を見て発注すべき」
など、経験ベースのコツを教えてもらえる可能性があります。
それでもつらいなら：自分を責めすぎない
施工管理しててどれだけ頑張っても怒られる…
仕事が合わないと感じる…
というのは決してあなたの能力不足ではありません。
- 毎日怒鳴られてメンタルが削れる
- 休日もなく疲れが抜けない
- 現場の事を考えるだけで寝れない・不安になる
- 家族や恋人との時間が持てない
仕事には性格や適性など当然、向き不向きが存在しています。
あなたが真面目に頑張ってきたにも関わらず、仕事が合わない、しんどいと感じるなら環境を変えてください。
じゃないと、これが続けばやがて心や体が壊れてしまいます。
施工管理から異業種に転職したい方へ
「辞めることは甘えじゃありません」
自分を守ることです。
あなたの人生にとって、仕事は“人生のすべて”ではありません。
実際に僕が施工管理を辞めてよかった点を以下にまとめました。
- 「毎日怒鳴られ続けてうつ気味に。思い切ってIT営業に転職してから人生変わった」
- その後「建築の知識を活かして建設営業に。現場との関わり方が180度変わり気持ちが安定した」
- 「心が限界で施工管理を辞めたけど、今は転職して年収も休みも含め労働環境が劇的に改善した」
転職して年収は150万円UP、年間休日は125日以上の環境で働けています。
施工管理経験は他業界でも活かせます。
スケジュール管理、対人折衝、報告書作成など、どれも立派な“社会人スキル”です。
可能性はいくらでもあるのが施工管理の仕事でもあります。
まとめ
施工管理で怒られるのは“あなたのせい”じゃありません。
怒られるたびに、自分がダメなんじゃないかと落ち込んできたかもしれません。
でも、本当にそうでしょうか？
- 怒られやすい構造
- 古い体質の現場文化
- 教育が不十分なまま現場に出される
こういった「仕組みの問題」が大半を占めています。
あなたは今、厳しい現場でよくがんばっています。
でも、限界だと感じたら、「逃げること」も立派な選択肢です。
施工管理にこだわらなくても、あなたの能力を活かせる場所はきっと他にもあります。
まずは一度、キャリアの相談をしてみてください。
どちらも完全無料で費用はかかりません。登録は30秒で完了します。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました！
