
「毎朝、会社に行くのがつらい」
「職場に着くと、呼吸が浅くなる」
「休日なのに仕事のことが頭から離れない…」
そんな状態が続いているあなた。
もしかしたら、それは“限界サイン”かもしれません。
その状況を放置すると、取り返しのつかない大変なことになってしまうかもしれません。
この記事では、過去に適応障害で半年間会社を休職した筆者が「会社がしんどい」と感じている人が見落としがちな心と体のサインをチェックリスト形式で紹介します。
我慢し続けて壊れる前に、自分を守るための気づきを得てください。
✔この記事でわかること
- 「しんどい」は甘えじゃない。命の危険信号
- 【チェックリスト】あなたはいくつ当てはまりますか?
- 【要注意】見過ごされやすい「頑張り屋タイプ」の落とし穴
- 【対処法】会社がしんどいと感じたときに取るべき行動
✅この記事を書いてる人

名前:ひでよし
転職4回経験者
適応障害で半年休職した過去
元休職者が解説【会社がしんどいときのサイン】自分を守るチェックリスト
「しんどい」は甘えじゃない。命の危険信号
日本社会にまだ根強く残る「我慢は美徳」「仕事は辛くて当たり前」「会社のために頑張る」という価値観。
でも、そんな無理を続けた結果――
- 心を病んで休職
- 朝起きられなくなり退職
- 家族や人間関係も崩れる
…というケースは少なくありません。

実際に僕は我慢に我慢を重ねた結果、ある日呼吸ができなくなりそのまま休職しました…
✅まずは覚えておいてください
「会社がしんどい」と感じるのは、甘えなどではなく自然な感覚です。
今のあなたを責めるのではなく、大切な自分を守る行動を取ることが何よりも大事になってきます。
【チェックリスト】あなたはいくつ当てはまりますか?
以下の項目にいくつ当てはまるかをチェックしてみてください。
5つ以上該当する場合は、心と体がSOSを出している可能性があります。
■ 心のサイン
- □ 月曜の朝が怖い。吐き気や頭痛がする
- □ 仕事中、何もしていなくても涙が出そうになる
- □ 怒られても「悔しい」より「無」になる
- □ 「自分なんて必要ない」と思うことがある
- □ 会社のことを考えると、胸が締め付けられる
■ 身体のサイン
- □ 慢性的な睡眠不足・夜眠れない
- □ 朝、体がだるくて起き上がれない
- □ お腹の不調・便秘や下痢が続いている
- □ 食欲がない or 食べ過ぎてしまう
- □ 突然、動悸や息苦しさを感じる
■ 行動のサイン
- □ 仕事が終わっても、何もやる気が起きない
- □ 趣味や楽しみにしていたことが楽しめない
- □ 家族や友人との連絡すら面倒に感じる
- □ 常にイライラして人にきつく当たってしまう
- □ 無意識に「消えたい」と思うことがある
ちなみに僕は適応障害になった時は10個以上当てはまっていました。

特に頭痛や腹痛、息苦しさが顕著で身体的な不調が多く出たので病院に行ったという感じでしたね。
【要注意】見過ごされやすい「頑張り屋タイプ」の落とし穴
特に注意が必要なのは、こんな人たちです。
- 真面目で責任感が強い
- 仕事は手を抜いてはいけない
- 頼まれたら断れない
- 空気を読みすぎる
- 弱音を吐くのが苦手
- いつも「自分が頑張らなきゃ」と思っている
こういう人は「しんどい」と感じていても周りに気づかれにくく、限界を超えてから倒れてしまうことがマジで多いです。
これだけは強く強く伝えたいんですが、

「自分だけはいつだって自分の味方でいてあげてください。」
【対処法】会社がしんどいと感じたときに取るべき行動
①小さな「逃げ場」をつくる
- 仕事中に深呼吸できる時間をつくる
- 帰宅後はスマホをオフにして脳を休ませる
- 音楽・読書・散歩など「何も考えなくていい時間」を意識的に作る
疲れているときほど、自分だけのリセットタイムが必要です。

僕の経験上、スマホのSNSの時間を減らすだけでも大きな効果があると感じました!
Xやインスタをボーっと眺めているだけのようで、とんでもない情報を無意識に処理しています。

「何もやってないのに疲れるなぁ…」
という疲労感はスマホ依存から来ている可能性が高いことを意識してみてくださいね!
②信頼できる人に相談する
職場の人じゃなくてOKです。

多分この記事を読んでくださっている方は職場の人に相談する感覚ない人が多いはず…
なので、家族、友人、SNSの誰かでもいいです。
声に出して聞いてもらうことで、心が整理されていき、「言葉にする」だけで、心の圧が少しだけ下がります。
③休む・逃げるという選択肢を持つ
どうしても無理なときは「休職」や「転職」も視野に入れてください。
大切なのは、目先のお金や会社にしがみつくことより、自分の命を守ることです。

僕も過去に、我慢の限界を迎えて休職した経験がありますが、正直「休んだことを後悔したことは一度もない」です。
復職してからは、価値観(何よりも自分優先で自分に優しく)が大きく変わり、以前のような魂をすり減らすような感覚がなくなりました。
これによって心が軽くなり、安定して過ごせています。
最後に:逃げることは、弱さではなく“強さ”
あなたが毎日頑張っていること、ちゃんと伝わっています。
でも、もし今「会社がしんどい」と感じているなら、それは心と体があなたに向けて発している“大切なサイン”です。

壊れてしまってからでは遅い。通院や休職は本当に辛いです。
勇気を出して、自分の人生のハンドルを自分に戻してあげてください。
人生は、働くためだけにあるんじゃない。
もっと、笑って、深呼吸して、安心して眠っていいはずです。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!