
「施工管理ってしんどい…」
「これ、自分に向いてないんじゃないか…?」
そんな風に思いながら、毎日現場に立っているあなたへ。
僕自身、5年半施工管理の仕事を経験しました。
現場監督として、暑さ・寒さ・人間関係・長時間労働、すべてを体感しました。
結果として僕は、別の道に進むことを選びました。
だからこそ今、「施工管理に向いていない人の特徴」と、「向いていなくてもいいんだ」ということを、正直に伝えたいと思います。
✔️この記事でわかること
- 施工管理ってどんな仕事?
- 【実体験から語る】施工管理に向いてない人の特徴7選
- 「施工管理が向いてないかも…」と悩んでいるあなたへ
✅この記事を書いてる人

名前:ひでよし
転職4回経験者
設備施工管理で人格崩壊しかけた過去
「本ページにはプロモーションが含まれています」
【施工管理に向いてない人の特徴】5年半やってわかったリアルな現場の話
施工管理ってどんな仕事?
念のため簡単に振り返ると、施工管理とは…
- 現場の安全管理
- 工程(スケジュール)管理
- 品質管理
- 原価管理
- 職人さんや協力会社との調整
- 施主との打ち合わせ、書類作成
つまり、現場の“何でも屋さん”ですね。
実際には「段取り8割、トラブル2割」みたいな日々で、現場が終わる頃にはヘトヘトになります。

日々動いていく現場の状況と下請けの職人さんとの調整で、打合せに鳴り止まない電話。。
では、そんな仕事に「向いていない人」にはどんな特徴があるのでしょうか?
【実体験から語る】施工管理に向いてない人の特徴7選
①細かい確認・段取りが苦手な人
施工管理は「段取り命」です。
一つの確認ミスや伝達漏れが、一瞬にして数十万~数百万円の損失や、工程の大幅な遅れにつながります。

僕も一度、材料の搬入日を1日間違えていて、現場が1日完全に止まりました…。
職人さんはやることがなく、その日は帰ってもらうことに…
現場所長と職人さんに頭を下げまくったあの日、マジで心が折れかけました。
②感情を表に出しやすい人
現場は人間関係が超超超重要。
仕事の8割が段取りなので、人間関係を円滑にしていないと調整どころではなくなります。
でも、相手は自分より年上の職人さんや、気難しい所長ばかり。
ここでイラッとしても顔に出したらアウト。
感情を抑えて「お願いします」と頭を下げ続けるスキルが必要です。

感情を殺して心を無にして頭を下げるのは、もはや「スキル」ですからね。
③朝が弱すぎる人・体力に自信がない人
施工管理は早朝出勤が当たり前。
「朝7時現場集合、17時〜事務処理、21時退社」なんてザラです。

僕も朝5時半起きの生活を数年続けてました。
帰ってきたら22時とかで、飯食って寝るだけ。
当然ですが、このような生活では寝ても寝ても疲れが抜けません。
日曜の休みに寝溜めするような生活になっていましたね。
④マルチタスクが極端に苦手な人
同時に何件も物件を担当することもあり、毎日あちこちから連絡が来ます。
- 電話対応
- 現場での確認
- 書類作成
- 調整業務
どれも重要で「一個ずつ片付けたい」と思っても現実的に無理なんですよね。
当然ですが「ちょっと待って」と言っても、どの現場もこちらの都合なんてお構いなしで即レスを求められます。

マルチタスク耐性がないと本当にパンクしやすい仕事だなぁとしみじみ思います。
⑤オフィスワーク志向の人
現場仕事なので、常に外で動き回ります。
泥・ホコリ・鉄骨・音・振動…常に五感フル稼働です。

炎天下や氷点下になる時期も外での仕事が多くなるので、気候に体調やメンタルが左右されやすい人はかなりしんどいですね。
「座ってコツコツやる仕事がしたい」という人には、かなりハードと言えます。
⑥プライベートを大事にしたい人
これ、一番多い理由かもしれません。
施工管理は拘束時間が長く、休日出勤・夜間工事・突発対応も珍しくありません。

「せっかくの休日なのに、施主から電話が鳴る」
「子どもの運動会より現場優先」
僕はこれがきっかけで心が折れましたね。
自分の人生のために頑張って働いているはずなのに、いつの間にか現場や仕事のためだけに全ての時間を捧げていることに気付いた時はしんどかったですね。。
⑦ミスを引きずりやすい人
現場ではミスがつきもの。
でも、その後のフォローで信頼が決まります。
ただ、完璧主義だったり、落ち込みやすい人にとってはかなりのストレスのはず。
僕自身、ひとつのミスを何日も引きずってしまい、眠れない日が続きました。

眠れないけど寝なくちゃいけない、そこで寝酒をするようになり、半年後に体調不良で病院送りになりました。。
でも僕の場合はここで「向いてない」と気づけたことが、何より大切だったと今なら分かります。
施工管理に向いていない人=ダメな人、ではありません。
僕は施工管理から離れてからの方が、自分の特性を活かして仕事ができるようになりました。
- 文章を書くことが好きだった → 副業ブログで月数万円のお小遣い
- オフィスワーク→ 営業マンとして外出しながら基本オフィスワーク
- 人との丁寧なやりとりが得意 → 営業マンとして数字を達成し年収アップ

大事なのは「自分に合った働き方」を知ることが一番重要じゃないかなと思います。
「施工管理が向いてないかも…」と悩んでいるあなたへ
「自分はダメだ」なんて絶対に思わないでください。
むしろ、向いてないことを無理して続ける方が、もったいない。
- 施工管理はスゴい仕事。でも、向き不向きは確実にある
- 自分をすり減らしてまで、続ける必要はないと断言できる
- 向いてない=人生の失敗ではない
僕は辞めたあとに「なんでもっと早く決断しなかったんだろう」と思いました。
でも、5年半続けたからこそ言えることもあります。

だから今「施工管理しんどいかも…」と感じてるあなたには心から「その気持ち、わかるよ」って言いたいです。
その気持ちに気付けた事が、今後の人生においてとても大きな一歩になることは間違いありません。
まとめ
施工管理に向いていないと感じたら…
あなたはダメなんじゃない。
ただ、その仕事があなたに合ってなかっただけ。
僕は転職を4回経験してきているので「仕事が合っていないだけ」というのは本当にその通りだと言えます。
施工管理の経験は、転職でも評価されるし、他の業界で活かせる力がたくさんあります。
- 段取り力
- コミュニケーション能力
- スケジュール管理スキル
- 問題解決力
そもそも施工管理の仕事はめちゃくちゃ難易度が高いので、他業界や他職種でも間違いなく評価されるスキルを積み重ねています。
僕も5年半の経験を買われて、職種は全く違う営業として再スタートして、年収も年間休日も残業も全て劇的に改善することに成功しました。
もし、次の道に悩んでいるなら、あなたの強みを活かせる場所は必ずあります。
建築業界に精通した専門の転職エージェントです。
施工管理以外にも建築業界だけでもたくさんの仕事がありますからね。
業界を変えずに職種だけ変える方法が、年収も上げつつ労働環境を改善しやすい道になります。
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あなたのキャリアがより良い方向に進むことを応援しています。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!