設備の施工管理はやめとけ?経験者が語るリアルな実態と“後悔しない選び方”

【施工管理からの脱出】
悩めるリーマン
悩めるリーマン

「施工管理なんてブラックだろ?」

「毎日現場と事務所を行き来して、クタクタ…」

「なんであんなに責任ばっか重くて、給料は割に合わないの?」

このような考えから「設備 施工管理 やめとけ」という検索ワードに、たどり着いたのではないでしょうか。

この仕事に不安を感じている人、すでに働いて後悔している人は正直少なくありません。

実際、設備の施工管理は“覚悟なし”ではやっていけない仕事です。

ですが、その裏にはやりがいとキャリアアップの可能性もあるのも事実としてあります。

この記事では、設備施工管理が「やめとけ」と言われる理由を実体験を踏まえ正直に解説しつつ、

  • 「それでも続ける価値はあるのか?」
  • 「他の選択肢はあるのか?」

といった視点からも掘り下げていきます。

✔この記事でわかること

  • 設備の施工管理が「やめとけ」と言われる理由5つ
  • それでも施工管理には“価値も”ある
  • 後悔しないための「3つのチェックポイント」

✅この記事を書いてる人

ひでよし
ひでよし

名前:ひでよし

転職4回経験者

元設備施工管理を5年半経験(給排水メイン)

「本ページはプロモーションを含みます」

設備の施工管理はやめとけ?経験者が語るリアルな実態と“後悔しない選び方”

設備の施工管理が「やめとけ」と言われる理由5つ

1. 長時間労働が当たり前

設備施工管理は「朝7時から夜10時まで現場」「休日でも電話が鳴る」そんな話はザラです。

設備工事は現場スケジュールが命。トラブルが起きれば即対応…

特に僕の場合は、給排水がメインだったので「水」のトラブルは待ったなしで対応を迫られます。

ひでよし
ひでよし

マンションなどの多層階の建物だと、水被害が下階に広がる恐れもあるので、トラブル時は生きた心地がしませんでした。。

自分の都合より現場優先、工期優先が常識で、体力的にも精神的にも削られます。

2. 中間管理職的なポジションで板挟み

元請けゼネコンからのプレッシャー、職人さんとの調整、現場での人間関係…。

施工管理は現場監督とも呼ばれ「人と人の間」に立つことが多く、板挟みになることもしばしばです。

ひでよし
ひでよし

毎日調整、調整、調整で、自分の意見より“現場の空気”を読む必要があり、とにかくストレスを感じやすい職種と言えますね。

3. 責任の重さに対して、給料が見合わない

「安全・品質・工程・原価・環境」――これ全部、施工管理の守備範囲です。

たとえ設計ミスや職人が起こしたトラブルでも、責任は現場で指揮する自分に降りかかることも普通にあります。

ひでよし
ひでよし

それなのに、給与は他職種と大きく差があるわけではなく、割に合わないと感じる人も多いですね。

4. キャリアアップしにくい企業もある

小規模な会社や古い体質の会社では「現場さえ完了できればOK」で終わってしまい、仮定は全てすっ飛ばして、スキルの可視化やキャリアプランが曖昧になりがちです。

ひでよし
ひでよし

施工管理として10年働いても、転職時に「現場対応しかできない」と見なされることも十分あり得ます。

5. プライベートの犠牲

施工管理は「家庭との両立が難しい職種」とも言われます。

休日出勤、緊急呼び出し、長期出張…。

とにかく仕事にかける時間が長すぎて、家庭のために使える時間が物理的に少なくなります。

結婚・子育てとの両立ができず、家族との時間を犠牲にしてしまうケースも多いのが現実です。

それでも施工管理には“価値も”ある

ここまで読むと「やっぱやめとこ」と思ったかもしれません。

でも、施工管理を“ただのブラック職種”と切り捨てるのはもったいない一面もあるのも事実です。

一生モノのスキルが身につく

施工管理は、設備の知識・現場対応力・マネジメント・工程管理など、汎用性の高いスキルが身につきます。

一度、知識やスキルを身に着けてしまえば、そもそも施工管理の仕事自体非常に難易度が高いので、くいっぱぐれすることはないでしょう。

ひでよし
ひでよし

しかも、空前の人手不足で、どのゼネコン・サブコンも猫の手も借りたいほど施工管理の人材を欲しています。

これらは、将来的に転職や独立、フリーランスにも活かせる力です。

国家資格でキャリアを広げられる

施工管理技士や電気工事士、管工事施工管理技士など、関連資格を取得すれば、給与UP・転職・独立などキャリアの幅が広がります。

ひでよし
ひでよし

難易度が高い分、資格のパワー、価値はこの業界では大きな武器になることは間違いありません。

また、現場経験が武器になる世界でもあります。

これまでの経験を活かしやすい業界でもあります。

大規模なプロジェクトに関われる達成感

何十億円規模の大型施設や商業施設、公共インフラに関わることも。

「自分が関わった建物が形として残る」というのは、他の仕事では得られないやりがいです。

ベタですが、地図に残る、何十年とその場所にあり続ける建物を手掛けた達成感と誇りは、何年経っても残り続けます。

ひでよし
ひでよし

プロジェクト中は逃げ出したいほどしんどかったりしますが、完了して何年か経ってから見ると、色々と思うことはありますね。

後悔しないための「3つのチェックポイント」

施工管理の道を選ぶか迷っているなら、以下の3点は必ず確認してください。

1. 働く会社の労働環境は?

企業によって労働時間や人間関係は大きく違います。

「施工管理=全部キツい」ではなく、働きやすい会社を選べば負担は減らせることも。

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2. 将来どうなりたいか?
  • 10年後も現場に立ちたい?
  • マネジメントに進みたい?
  • それとも独立?

自分の中長期のキャリアビジョンがある人ほど、施工管理をうまく活用できます。

施工管理で定年まで現場一筋で働きたい人は、少数派かもしれません。

出世して後々は内勤での仕事へとシフトしていった際にも、現場での経験はめちゃくちゃ貴重ですからね。

ひでよし
ひでよし

キャリアの選択肢を増やしてくれることは間違いありません。

3. 家族やプライベートとのバランスは取れるか?

今のライフスタイルで施工管理を選ぶと、何が犠牲になるのか?

逆に、何が得られるのか?そこを見極めて判断しましょう。

まとめ

「やめとけ」だけではない、施工管理を“選ぶ目”が大事です。

「設備 施工管理 やめとけ」と言われる理由には、確かにリアルな苦労があります。

ただし、それを知ったうえで選択すれば、施工管理はキャリアの武器になります。

  • ブラック企業を見抜く
  • スキルと資格を積む
  • 目的をもって働く

この3つを意識するだけで、「やめとけ」から「やってよかった」へと変わるかもしれません。

ひでよし
ひでよし

結局、仕事内容よりも「誰と働くか」「どんな労働環境で働くか」に尽きますからね。

今回は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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