その「やりがい」本当に報われてる?やりがい搾取という名の罠

【労働格差】
悩めるリーマン
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好きなことを仕事にできて幸せだな…

やりがいがあるから、大変でも頑張れる…

こんなふうに自分を励ましながら、時に騙しながら限界まで働いてきた人、多いんじゃないでしょうか。

でも、ちょっと立ち止まって冷静に考えてみてほしいんです。

“やりがい”って、そんな無限に使いまわせるエネルギーですか?ってことを。

気づけば「やりがい」を理由に、労働の対価も、時間も、心までも“搾取”されていることがあるのではないのかなと感じてしまいます。

今回はそんな「やりがい搾取」について深堀していきたいと思います。

✔この記事でわかること

  • やりがいを武器にしてくる人たち
  • 本当の“やりがい”は、自分で定義すべき
  • やりがい+報酬にこだわれ

✅この記事を書いてる人

ひでよし
ひでよし

名前:ひでよし

やりがい搾取に愛想を尽かして転職4回経験者

その「やりがい」本当に報われてる?やりがい搾取という名の罠

やりがいを武器にしてくる人たち

「お金はそんなに出せないけど、やりがいはあるよ」

「うちの仕事は他と違って、社会的意義や価値があるからね」

「君にしかできない仕事なんだ」

こういう言葉、一見すると「期待」や「信頼」に聞こえますよね。

でもよく考えてみれば、報酬の低さや長時間労働を正当化するための言い訳になっているように感じます。

「やりがい」を提供することで、低コストで高パフォーマンスを引き出そうとするやり方。

ひでよし
ひでよし

これがまさに「やりがい搾取」の本質だと僕は考えます。

やりがいは「報酬」ではなく、やりがいは人間の感情ですよね。

ということは「報酬」とは別物であるべきです。

どれだけやりがいを感じていても、物理的な生活が成り立たなければ続けらませんからね。

何より疲弊しきってしまえば、やりがいどころか、その仕事や自分自身を嫌いになってしまうことすらあります。

なのに「やりがいがあるなら、お金や時間は二の次だよね?」という空気が漂う職場は、明らかに歪んでいるし、長くは続けられない仕事になってしまいます。

本当の“やりがい”は、自分で定義すべき

やりがい搾取に引っかからないために必要なのは「やりがいは他人に与えられるものじゃなく、自分で決めるもの」という意識なんじゃないかなと。

悩めるリーマン
悩めるリーマン

「この仕事のどこに価値を感じるか」

「自分は何を大事にして働きたいのか」

そこを明確にしていれば、他人の期待や甘い言葉に振り回されにくくなり、自分軸で行動できるようになります。

自分のやりたいことや好きなことって年齢と共に変化していくものだと、歳を重ねるごとに痛感しています。

20代の感性や感覚とあらゆる経験を重ねてきた50代の感性や感覚って全然違いますからね。

やりがい+報酬にこだわれ

報酬が新たなやりがいを生む

結局仕事というのは綺麗ごとだけでは成り立たないってみんな薄々感じていますよね。

それでも苦しい環境から現実逃避するかのように「報酬」に関しては考えないようにして「やりがい」だけで盲目的に突き進んでしまいます。

ひでよし
ひでよし

さっきも書いたように、それでは長続きしないんです。

本当にやりがいのある好きな仕事なら、とことん報酬にこだわるべきだし、報酬がないと好きな仕事を続けられないという自分に返ってくる話でもあります。

僕は過去に転職を4回していて、全ての転職で年収アップに成功してきました。

転職はやり方次第で、年収アップは難しい話ではありません。

逆に自己流での転職では、近年の転職格差を考えるとかなり難しいのも現実としてあります。

報酬にこだわる転職なら間違いなく「転職エージェント」を活用すべきです。

あなたの年収が上がれば上がるほど、転職エージェントの企業からの報酬も上がるので、親身になってサポートしてくれます。

以下の記事で、本当に頼れる転職エージェントをまとめています。

まとめ

「やりがい」は、確かいに働くエネルギーになります。これは真実だし否定しません。

でも「やりがい」を言い訳にされる働き方は、あなたをすり減らし、消耗し、最後は続けられなくなる、、、

だからこそ、やりがいを感じることと、正当な評価・報酬を受け取ることは、どちらも当たり前に求めていいはずですからね。

それが健全なキャリアの土台となり、次のステップアップへと繋がっていくはずです。

今回は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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