
仕事ミスばっかでもう辞めたいな…
今の仕事向いてないんじゃないかな…
仕事でミスをすると、落ち込むし、「もう向いてないんじゃないか」「辞めたほうがいいのかな…」と考えてしまうことってありますよね。
でも、ミスをしたからといって「仕事を辞めるべきか?」というと、答えはそう単純ではありません。
今回は「仕事でミスを繰り返して辞めたいと思ったとき」の考え方についてまとめました。
✔️この記事でわかること
- 大前提「ミスしない人はいない」を落とし込む
- 仕事のミスを減らすための具体的な方法
- 「辞めるべきか?」を考えるポイント
✅この記事を書いてる人

名前:ひでよし
転職4回経験者のアラフォーリーマン
「もう嫌だ…仕事でミスばかり…もう辞めたい」と思ったときの考え方
まず大前提「ミスをしない人」はいない
どんなに優秀な人でも、ミスはします。
むしろ、ミスするということは、思考停止のルーティンワークから脱却し、新しいことに挑戦している証拠でもあります。
ミスをしない人の特徴
- 新しいことに挑戦しない
- 責任のある仕事を避けている
- そもそも何もしていない
考え方としては、「ミスをすること=ダメなこと」ではなく、「ミスをどう改善するか」が最も大事なんですよね。
これは大前提に人はミスする生き物だからという考えが根本にあるからこそできる思考です。
仕事のミスを減らすための具体的な方法
上司から「ミスをなくせ!」と言われても、自分は一生懸命やっているわけで。
具体的にどうすればいいのかわからないですよね。
そんなときに試してほしいのが、次の方法です。
ミスの原因を分析する

「またやってしまった…」
「自分はもうダメかもしれない…」
と、ただ落ち込むのではなく【なぜミスが起きたのか?】を一度立ち止まって考えましょう。

これ、多くの人が頭では分かっているけど面倒なのでやりません。
そして忘れた頃にまた同じミスをして落ち込むというループ。
ミスの原因例 & 解決策
- 確認不足 → チェックリスト作成
- 時間に追われて焦る → 仕事の優先順位の見直し
- 理解不足 → ちゃんと質問する・メモを取る・分からないままで次にいかない
もしくは「自分のミスのパターン」を知るだけでも、かなり改善することができます。
自分がどの仕事でミスが多くなっているのか、冷静になって考えるだけで、ミススポットが見つかります。
とりあえず一番のミススポットだけでも改善できると、ミスの頻度が下がります。
「とりあえず報告する」クセをつける
ミスが発覚したら、できるだけ早く上司に報告することが会社組織で働く上で最も大事な仕事です。

「怒られるのが怖い…」
と思って放置したり隠蔽したりすると、必ず後々もっと大きな問題になって、特大ブーメランが自分に返ってきてしまいます。
ひとつの大問題が、その後の会社生活をずーっと苦しくしてしまう原因にもなりかねないので、ミスしたら早めに報告するクセをつけておきましょう。
報告する時のコツ
✖NG:「すみません、ミスしました…どうすればいいですか?」
◎ 推奨:「○○の件でミスがありました。今現在△△の対処を考えていますが、この流れで対応していく方向でよろしいでしょうか?」
ここでは「ミスをした」よりも「どう対応するか」の方に重点を置いて報告するとマジで怒られません。
なぜなら、上司も「人は誰でもミスするもんだ」と知っているからですね。
ミス後の対応まで一緒に提示できれば、ミス自体が薄まり、上司もあなたに対してごちゃごちゃ言うことは無くなります。
仕事の進め方を変えてみる

「何度も同じミスを繰り返す…」という場合は、そもそものやり方を変えてみるのも有効な手段かなと。
☑️ミスを防ぐ工夫
- 自分の仕事の「マニュアル化」
- マルチタスクを捨てて、タスクを細かく区切って一つずつ確実に倒していく
- 仕事の「見直しタイム」をスケジュールに入れる
日々の忙しい仕事を目の前にしていると、ついつい工夫したりする視点を見失って、目の前に積まれた仕事を思考停止で処理してしまいがちです。
ミスってちょっとしたことで起こることばかりなので、逆に手を止めてちょっとの工夫を考えるだけでミスの回数はグッと減るはずです。
「辞めるべきか?」を考えるポイント
それでも「もう無理…辞めたい」と思ったら、次の3つの視点で今後の仕事を考えてみてください。
ミスが多いのは「環境のせい」ではないか?
実はミスが続いてしまう原因が「自分の能力が低いから」ではない場合も往々にしてあります。
会社の環境(苦手な上司や社風が合わない)や仕事の仕組みが原因でミスが増えていることもあります。

環境さえ整えば、本来の力を発揮できる人って実はめっちゃ多いと思います。
☑️職場環境のチェックポイント
- 上司や先輩がフォローしてくれない
- 業務量が多すぎて、確認する時間がない
- 曖昧な指示が多く、ミスが起こりやすい
「自分だけの問題ではない」と気づくだけで、気持ちが楽になって視野を広く持つことができるようになります。
「仕事自体が合っていない」のか?
ミスが多い理由が「そもそも仕事が合っていない」可能性もあります。
入社前は自分に合っている、と思っていてもいざやってみたら全然思っていたのと違ったって本当にあるあるですからね。
☑️今の仕事が向いていないサイン
- 毎日仕事が苦痛で仕方ない
- どれだけ努力しても成果が出ない
- 仕事の内容に全く興味を持てない
これらに当てはまって「向いてないな…」と感じるなら、転職を考えるのアリですね。
あまりに苦痛で我慢だけの時間になっているなら、今後の成長はありませんし、最悪の場合メンタル的に疲れてしまう可能性も出てきてしまいます。
心身が健康であれば、いくらでもやり直したりチャレンジできますが、健康を崩してしまうと途端に難易度が上がってしまうので注意が必要ですね。
「辞めたい」気持ちは一時的なもの?
仕事でミスをして落ち込んでいるときは、「もう辞めたい…」と思いがちです。
この思考がクセになっている人も多いんじゃないでしょうか?
でも、感情的になって勢いですぐに辞めると、後々後悔することもあります。
☑️辞める前にやるべきこと
- 3ヶ月〜半年くらい様子を見てみる
- 休みの日にリフレッシュしてみる
- 他の職場の人に話を聞いてみる(転職エージェントを活用するのも◎)
一旦落ち着いて考えてみて「辞めたい理由」が一時的なものなら、焦って辞める必要はありません。
転職にはリスクも伴うので、現状の環境で頑張れるならそれが一番ですね。
それでも辞めたいなら、「次に進む準備」をしよう
もし「もうどうしても無理だ」と思ったら、次の仕事探しを始めるのもひとつの選択肢です。
☑️スムーズに転職するための準備
- 転職サイトやエージェントに登録してみる
- 「自分ができること」「やりたいこと」を整理する
- 今の職場を辞める前に、次の仕事の目星をつけておく
勢いで辞めるのではなく、「次に進むための準備」をしておくことをオススメします。
準備をするだけで、精神的な安定にも繋がりますし希望を見出すことで何にでも前向きに取り組めるようになります。
まとめ:「ミス=終わり」じゃない!辞める前に冷静に考えてみよう
仕事のミスが続くと「もうダメだ…」と思いがちですが、ミスをゼロにすることは不可能です。
大事なのは、一旦落ち着いて立ち止まってみてミスを減らす工夫をすることと、「本当に辞めるべきか?」を冷静に考えること。
- ミスの原因を分析し、改善する
- 「職場の環境が悪いせいでは?」と考えてみる
- 「本当に仕事が合っていないのか?」を見極める
- 感情的に辞めず、準備をしてから動く
もし「もう無理だ…」と思っても「選択肢はたくさんある」ことを忘れずにいれば過度に落ち込むこともなくなります。
焦らず、落ち着いて次の一歩を考えてみましょう。
また以下の記事では、自分の適職が分からない、何が向いているか分からず行動に移せない方向けに適職を見つける方法をまとめています。
ぜひ併せて読んでみてください。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!