営業マンなのに人見知りのせいで結果が出ない…
やっぱ人見知りが営業とか無理なのかな…
このように人見知りの性格ゆえに営業の仕事が上手くいかなかったり、苦手に感じている人って多いはず。
この記事を書く筆者もまさに典型的な人見知りで、そのおかげで若い頃はかなり苦労しました。
しかし、人見知りの特性を知ることで人見知りな性格が強みに変わり、営業の仕事への苦手意識もなくなり、気付けば営業を12年も継続しています。
結論、営業にも種類があり人見知りの特性を活かせる営業に出会えるかどうかで、才能が開花するかが決まってきます。
この記事では、人見知り営業マンに向いてる営業と向いていない営業を解説します。
✔️この記事でわかること
- 人見知りとはどういう性格か《本当に営業に向いてない?》
- 人見知り営業マンに向いてる営業・向いてない営業
- 今向いてない営業してる人が早く転職すべき理由
✅この記事を書いてる人
名前:ひでよし
営業歴12年人見知り営業マン
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人見知りでも問題なし。人見知りに向いてる営業と向いてない営業まとめ
人見知りってどういう性格?《本当に営業に向いてない?》
人見知りが持つ特性
- 周りを観察するので空気が読める
- 聞き上手
- 慎重に行動できる
人見知りって人嫌いな訳ではなく、その他の人よりも慎重派であることが大きな特性になります。
何事にも慎重に取り組むため、
- →常に周りを観察して危険がないかを見極める行動が空気を読むことに繋がる
- →相手に不快な思いをさせないため言葉をしっかり聞こうとすることで聞き上手になる
- →どんな状況でも勢いだけでは行動せず慎重に物事を進めるため大きな失敗やミスが少ない
このように人見知りの特性って営業活動においてめちゃくちゃ強い武器になるんですよね。
この事から、人見知りってむしろ営業職に向いている気質と言えます。
営業活動でやってることって、
顧客の要望や課題、悩みを解決するため、「最善の提案をするためのヒアリング」が仕事の大部分を占めますから。
ここにフォーカスすると、人見知りほど営業の本質でもある顧客ニーズを汲み取る才覚に溢れていると言え、実は営業マンに必要な特性を兼ね備えた優秀な人が多いという事です。
その上で、向いている営業と向いていない営業を見ていきましょう。
人見知り営業マンに向いてる営業・向いてない営業
向いてる営業
人見知りに向いてる営業は、ずばり法人向けルート営業です。
人見知りの特性が一番活かせられるのが法人向けルート営業である理由を解説していきます。
法人向けルート営業がやることは「既存顧客へのフォロー営業」です。
フォローというだけあって、現在取引があるお客様との仕事を継続させることが主なミッションになります。
ということは、すでにお客様にとって商品やサービスは信頼がある状態なので、あとは「担当営業マンが信頼できるか?」という点だけを気にする状況だということ。
お客様は、担当営業マンが信頼できないと同じ商品やサービスを展開しているライバル社に乗り換えてしまう可能性があります。
僕の経験からいくと、取引を継続させていくには「信頼」と「共感力」が必須になります。
そこで、先ほど人見知りが持つ特性で書いた以下の3点が「信頼」と「共感力」を得る強力な武器になります。
- 周りを観察するので空気が読める(取引においてリスクがないか)
- 聞き上手(お客様に寄り添いニーズを聞き出せる)
- 慎重に行動できる(大きなリスクを取らない安心感)
これだけ見てもお客様から信頼される要素が詰まっているのがわかると思います。
人見知りでは営業は無理だろ…
と営業に対して苦手意識があったかもしれませんが、法人ルート営業をこなすなら今のままで十分結果を出せる、むしろ向いている仕事を言えると思います。
逆に人見知りが絶対に手を出してはいけない営業を次項で解説します。
向いてない営業
向いてない営業は、ズバリ「飛び込み&テレアポ」です。
人見知りの慎重に物事を進める特性に対して、飛び込み&テレアポはとにかくスピード感と場数の多さが重視される世界観であり、完全に相反する最悪の組合せになります。
僕も実際に飛び込みとテレアポを経験しましたが、いかなる状況でもゆっくり考えている時間なんてありません。
飛び込み&テレアポで重要なポイント
- 何も考えずとにかくアタック
- 数打ちゃ当たる戦法
- どれだけ断られてもど根性で切り開く
周りを観察したり、慎重に行動していたら何の成果も出せずにあっという間に1日が終わってしまいます。
同じ営業でも状況が全く違うので、そもそものアプローチの仕方が180度違います。
ここを理解しておけば、人見知りで飛び込み&テレアポがいかに向いていないか、無謀なことをやろうとしているかがわかると思います。
今向いてない営業してる人が早く転職すべき理由
苦手を克服するより得意を伸ばす方が圧倒的にコスパがいい
せっかく入社したし飛び込み営業できるようにならないと!
テレアポ辛いけどやっていくうちに上手くいくはず!
人見知りなのにも関わらずこのように無理して今の環境に順応しようと頑張っていないでしょうか。
これって完全に苦手を克服しようとしている状況ですよね。
自分の理想を追いかけたい気持ちは分かりますが、実はめちゃくちゃコスパが悪いチャレンジになってしまっています。
例えば、できないことができるようになるのに必要なパワーが100だとしたら、
苦手を克服しながらできるようになるにはパワーが150必要になり、逆に得意なことなら50のパワーでできるようになります。
だったら得意なことを伸ばしていく方が必要なパワーも少なくて済むので、その分また別のことにチャレンジするために使えることになります。
150のパワーを使わなければ身につかないスキルは、時間もかかるし何より心身にかかるストレスで相当しんどくなるはずです。
誰も幸せにならない
結局、向いていない営業を頑張ることで誰も幸せにならない悲しい状況を作ってしまうことを理解しましょう。
苦手を克服しようと心身共にストレスフルで余裕なくてしんどいなぁ…
向いてないしもう辞めようかな…
自分のことだけで精一杯な余裕のない営業マンが担当で不安になるな…
もう3年やってるのにあいつ全然結果出ないな…何度言っても飛び込み行かないしどうしたものか…
こんな感じで、あなた、取引先、会社どれを取っても誰も幸せになっていません。
本人もずっと苦手を克服しようと頑張りはするものの、なかなか結果も出ず昇給や昇格も遠のきモチベーションも上がらず八方塞がりになりがちです。
この状況で働き続けることほど、時間の無駄になることはありませんからね。
転職なら営業職に特化したエージェントを使うべき
世の中に転職エージェントサービスがあるのはご存知でしょうか。
厚生労働省 令和2年度職業紹介事業報告書によると今の日本にはおよそ26,000社を越える転職エージェント会社があると言われていて、エージェントを利用して転職する人は年間およし60万人もいます。
このような環境である以上、転職エージェントを使わずに自己流の転職活動で希望の企業から内定をもらう難易度が格段に上がっています。
しかも、営業職ってこの記事で説明した通り、扱う商材やサービスによってメリット・デメリットや適性、難易度に大きな差が生じてしまいます。
とりあえず営業ならなんでもいいっす
というわけにはいかないのが営業転職の難しいところであり、慎重に判断しなくては後々必ず後悔することになりますからね。
こういったミスマッチを防ぐために、営業に特化した転職のプロ集団からのサポートが必要になります。
以下の記事で、営業職での転職にオススメなエージェントについて紹介しています。
絶対に失敗したくない人だけ読んでみてください。職種に特化したエージェントがいかに強いかを解説しています。
まとめ
人見知りでも営業という仕事は全く問題ありません。
むしろ選ぶ営業さえ間違わなければ、向いている天職と言える可能性すらありますからね。
自分の特性を理解し、得意を伸ばしていける環境に身を置くきっかけになればいいなと思います。
万が一現在、向いていない苦しい状況で営業しているならすぐにでも転職して環境を変えてください。
ズルズルと長くなればなるほど、後々の後悔を大きくなるはずです。
以下の記事では、営業マンが扱う有形商材と無形商材の違いや難易度について比較しまとめました。
ぜひ併せて読んでみてください。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!