月の休みが4日しかなく体力的にも精神的にもマジでキツい…
もっと休みの多い環境で働くにはどうすれば?
サラリーマンにとって休日ってめちゃくちゃ大事な時間ですよね。
それを月に4日、たった週一の休みで6日間分の疲れなんて取れるはずがありません。
もし、そんな環境が当たり前になっているとしたら、今の働き方を考えた方がいいです。
僕はアラフォーですが、自身の経験から言うと正直月4日休みで頑張れるのは20代までです。
僕は過去に年間休日60日以下で働いていた事もあり、休日が少なすぎる環境で働く過酷さと30代以降に待つ地獄が分かるつもりです。
この記事では、月4日休み労働を続けた体験談と脱出を推奨する理由をまとめました。
今後の働き方を考えるキッカケになれば幸いです。
✔️この記事でわかること
- 月4日休みを5年続けて起きた異変
- 月4日休み労働から早めに脱出した方がいい3つの理由
- 年間休日に絞った転職なら成功確率はかなり高い話
✅この記事を書いてる人
名前:ひでよし 転職4回
社員5人のブラック企業からプライム上場企業へ転職
年収150万UP &年間休日が倍になる
【体験談】月4日休みを5年続けて起きた異変…キツ過ぎるので脱出を推奨
月4日休みを5年続けて起きた異変
月4日休みを5年続けた僕に身に起きた異変
僕は新卒から建設業の世界に入った事もあり、そもそも休みがめちゃくちゃ少ない環境でした。
今となっては「新卒で右も左も分からない世間知らずだったから」5年も耐えられたんだと思います。
当時の休みは週一の日曜のみで、土曜と祝日を休んだ記憶は一度もありません。
その他、GW、お盆、年末年始に、わずかな休みがあるかどうかだったので、年間休日は余裕で60日に届きませんでしたね。。
そんな環境でずっと働いてると起きる心身の異変が以下の4つ。
- 頭の中は常に仕事の事を考えてしまい気持ちに余裕がなく思考停止
- 唯一の休みは寝て終わるため、世の中の事を知らないまま歳だけ取る
- 外出しないので、食事も適当になりどんどん不健康になる
- 友人や家族との付き合いの時間など、人との繋がりが皆無で孤独と向き合うだけの日々でメンタルが爆死する
どれも仕事に使う時間が長すぎて、脳が思考停止してしまう現象ばかりです。
頭も身体も疲労から回復できずに、何も考えられない、心身ともに余裕のない時間がずーっと続いていく感じ。
こんな状況では、人生を幸せに、豊かな時間になるはずがありませんでしたね。
4年目以降は「何のために生きてるの?」という境地に辿り着く
あまりに休みが少ない環境だとお金を使う場面がほとんど無く貯金出来そうと思われるかもですが、食費を節約するための自炊などする気力もなく、ほぼ全ての食事をコンビニか外食。
食費を全て外食やコンビニ食になると、かなりの額に膨れ上がります。
しかも中小零細のブラック企業なので、給料も安く年収は300万円に届かない水準…
社畜、奴隷、馬車馬、兵隊、この辺りの言葉がピッタリの働き方ですよ。。
休みなし、お金なし、人付き合いなし、趣味や好きなことする時間もない、家族に会う時間すらありませんでした。
マジで何のために働いているか分からなくなり、一時的にパニック状態のようになりました。
しかし当時の僕は、
「簡単に辞めるのは逃げになってしまう」
「辞めたら会社の人に迷惑がかかってしまう…」
このように考えてしまって、ウダウダ働いていたら5年経っていたって感じです。
心身がぶっ壊れるかもしれない…
こう感じてまで働く意味が分からなくなって、自問自答をするようになったら末期状態と考えてください。
月4日休み労働から早めに脱出した方がいい3つの理由
20代の体力はずっと続かない
この記事を読んでくださっている方は、20代の人が多いはずです。
僕はもうアラフォーですが、本当に30代後半から40代に差し掛かってくると体力がガクッと落ちました。
20代では週一休みだろうが、徹夜しようが3〜4時間寝れば次の日もなんとかなっていましたからね。
しかも僕は小さい頃からずっとスポーツをやってきて、社会人になってからも日々トレーニングをするような人間です。
それでも35歳を超えてきてからの体力の衰えを肌で感じるようになりました。
- 7〜8時間の睡眠を取らないと寝不足感がハンパない
- 肩や首のコリが辛い
- 目が疲れやすくすぐにシパシパするようになる
- 集中力が以前より続かなくなった
- 朝起きた瞬間から疲労感
などなど、年齢の壁には誰も逆らえないんだなと痛感しています。
さらに40代後半〜50代、60代になればもっともっと体力の衰えや身体の痛みなどストレスを感じやすい状況になっていくことが予想されますよね。
確実に体力も気力も落ちていくと分かっている状況で、月4日休みの仕事や職場環境で働き続けますか?ということを声を大にして言いたいです。
体力がキツくなってきたと感じる30代とかで転職すればいいんじゃね?
僕は20代でも30代でも転職していますが、両者での転職難易度は段違いです。
今思えば、20代の転職ってめっちゃ楽だったんだと痛感します。30代に転職の難易度は20代の比ではありません。
だからこそ、転職に余裕がある20代のうちに年間休日125日水準の優良企業へ転職しておくことを推奨します。
時間は有限で本当にやるべきことは他にあるはず
人生ってストレスの溜まる苦痛な仕事をするためにあるものではないはずですよね。
しかし、現実問題ほとんどのサラリーマンがやりたくもない仕事を嫌々こなし、お金や出世のために会社の中で毎日ヘトヘトになりながら日々生きています。
これって何か違う気がしませんか?
人生って、本当は
- やりたいことを目一杯やる
- 行きたい場所に行く
- 好きな人や愛する家族と幸せを共有する
これらのために時間を使わなければいけないはずです。
でもお金を稼がないと生きていけないだろ…
もちろんその通りですが、
お金を稼ぐにしても本当に月4日しか休みのない時間を奪われまくる会社しか選択肢がないんですか?
ってことを言いたいだけです。
色んな言い訳をして、ずっと会社に時間を奪われまくっていたら一瞬で定年になって人生が終了しますよ。
そして必ず人生の最期に「もっと〇〇しておけば…」「もっと旅行で色んな場所に行っておけば…」と後悔することでしょう。
心身がぶっ壊れてからでは遅い
少ない休み、長時間労働は労働者のメンタルに強大な影響を及ぼします。
体力のある20代でも、あまりに負荷のかかる働き方を続けていると心も体もぶっ壊れる危険がありますよね。
「過労死」という言葉があるように仕事は時として人を殺してしまうほど恐ろしいものでもありますから。
こうなってしまっては、全てが取り返しがつきません。
僕も過去に、ある日突然会社に来なくなった優秀な先輩や後輩を何人も見てきました。
仕事はお金を稼ぐ手段であって、人生の主役にしてはいけないと僕は思います。
メンタルダウンしてまで働くのって本当に間違ってますからね。。
年間休日に絞った転職なら成功確率はかなり高い話
年間休日増に絞った転職の難易度は高くない
転職4回経験してきた筆者からすると、
よく転職活動って簡単じゃないし、希望の企業から内定もらうのは難しいって言われてますが、全てがそうじゃありません。
人間ってどうしても欲深い生き物なので、いざ転職しようとするとあれもこれも希望条件で溢れてしまいます。
例えば、転職するなら
- 年収アップしたい
- 休日増やしたい
- 通勤時間の短縮or通勤のしやすさを改善させたい
- 残業少ない職場がいい
- サービス残業のない職場がいい
- 綺麗なオフィスで働きたい
- 有給は取りやすい方がいい
など、どうせ転職するなら今の不満を全て解決しようとするものです。
これが転職の難易度を爆上げしてしまう原因になっています。
ここで伝えたいのは、数ある希望は一旦置いておいて、休日増だけにスポットを当てて転職活動をすれば、そこまで難しくありませんってことです。
もちろん、休みさえ増えれば何でもいいかと言われれば違うんですが、少なくとも「休みに軸足を置くだけで見える景色がかなり広がる」ことをここでは伝えたいです。
休みの多い業種や業界は?
業界 | 年間休日数 | 参考企業 | |
1位 | 電気・ガス・熱供給・水道業 | 120.9日 | 東京電力、大阪ガス他 |
2位 | 情報通信業 | 119.8日 | NTTドコモ、KDDI他 |
3位 | 複合サービス事業 | 119.7日 | 日本郵便、コープ生協他 |
4位 | 学術研究、専門・技術サービス業 | 119.6日 | 研究員、法律事務所、行政書士他 |
5位 | 金融業、保険業 | 119.1日 | 三井住友銀行、日本生命他 |
6位 | 製造業 | 117.9日 | 日本製鐵、JFEスチール他 |
7位 | 不動産業、物品賃貸業 | 115.9日 | 三井不動産、オリックス他 |
8位 | 教育、学習支援業 | 113.3日 | ニチイ学館、ヤマハ他 |
9位 | サービス業 | 112.5日 | リクルート、楽天G、電通他 |
10位 | 建設業 | 112.2日 | 鹿島建設、清水建設他 |
(参照:厚生労働省 平成30年就労条件総合調査の概況P5)より
この表を見る限り、やはりインフラ業界と言われる「人々の生活に必要不可欠のサービスを扱う業界」が休みの多い結果となっています。
業界内でのライバル関係はあれど、時代の変化や流行に左右されない業界のため、過剰なサービス競争にならず、安定した休みが約束されているのがわかりますね。
ちなみに僕が長らく働いていた建設業は、当然のように最下位にランキングされています。
それだけ業界によって休みの数は必然的に決まってきてしまうという事実がはっきりと見えてくると思います。
転職エージェントは絶対に活用すべき
今は転職を一から十まで完全サポートしてくれる転職エージェントがたくさんあります。
エージェントの力を借りて徹底した準備をすれば、高確率で希望する転職に成功することが可能です。
実際に僕はFラン卒の資格も一切持っていない中で、社員5人のブラック企業から1,000人規模のプライム上場企業に入社して生活が激変しました。
転職エージェントは完全無料で使えるので、金銭的な負担はありません。
その上で、実際にエージェントがサポートしてくれた内容は以下の通り。
- 応募企業の情報開示
- 履歴書・職務経歴書の書き方と添削
- 企業分析と自己分析
- 面接対策・模擬面接練習
- 面接時の日程調整全て
- 内定後の年収交渉
これらをプロのエージェントから手取り足取りサポートしてもらえます。
エージェントを使わずに自己流で転職活動をやっていた時は、
- 応募企業のホームページを軽く眺める
- 何となく聞かれそうなことを想定して準備する
- 逆質問だけは何を聞こうか真剣に考える
くらいだったので、プロの転職活動ってここまでするんだと、いい勉強になりました。
自己流で転職してブラック企業に引っ掛かり大変な思いをしたので、個人的には絶対に転職エージェントは使うべきだと思います。
いかに今までの自分の認識や準備の甘さがあったんだと、過去の転職活動を反省する機会にもなりましたね。
無料サポートとしてはかなり手厚いので、転職活動だけに集中できて、在職中の仕事にも大きな支障がでなくて済みます。
優良(ホワイト)企業ほど自己流転職だと内定が難しい理由
休みの多い優良企業と言われる会社ほど、採用へのハードルが高くなるのはなんとなく想像できるかと思います。
実際に、中小企業や上場企業などあらゆる会社の選考を受けた印象は、優良企業と言われる条件のいい会社ほど、面接は2回もしくは3回がほとんどで、面接で聞かれる内容もかなり深掘りされます。
面接はとにかく「なぜ、なぜ、なぜ」のオンパレードです。
なぜ転職したのですか?
なぜこの業界なんですか?
なぜうちの会社なんですか?
なぜ前の会社を辞めた(る)んですか?
なぜこの仕事をしようと思ったのですか?
なぜ前職ではダメだったのですか?
などなど、面接官はあなたがどういう人かを質問攻めにして丸裸にしようとしてきます。
なので、徹底した準備が成功するかどうかの分かれ道になります。
エージェントに色々教えてもらっていなければ、過去の自分では100%上場企業への転職は失敗していただろうなと思います。
しかも多くの人が、在職中に転職活動すると思うので、働きながら質の高い準備ってかなり大変です。
準備不足のせいでせっかく気になって応募した企業から不採用もらうのはめちゃくちゃもったいないですからね。
転職エージェント選びが成功か失敗を左右する
今の日本に転職エージェントは約26,000社あると言われています。
その中から自分に合ったベストなエージェントを選ぶのは至難の業と言えると思います。
希望の業界や職種、希望の年収や休日、エージェントとの相性など本当に自分にマッチする転職エージェントが見つかるの?と不安になるのもめっちゃ分かります。
「とりあえず大手の転職エージェントに登録すればいいか」
「みんなやってるしな」
と、何も考えずによくある大手のエージェントに登録して、
- 希望する求人が出てこない
- メールだけがガンガン届いて具体的なアクションが分からない
- エージェントとの相性が悪くて別のエージェントに登録しなおす
- エージェントが忙しく雑な対応を受ける
など、結果的に遠回りしてしまうことがよくあります。
僕も実際に大手のエージェントに登録したけど、担当者との相性が合わずに結局使うのを辞めてしまい、別のエージェントを探し直して時間を大きくロスした過去があります…
なので、僕の考えでは希望する条件や業界、職種に特化した専門分野のエージェントを利用することが、最も効率的で転職の成功を高められる最適解といえます。
キャリアプラン(希望の業界や条件に強い)に沿ったエージェントをピンポイントで使うことで効率も良く転職活動が進むので、時間の短縮に繋がりかなりオススメです。
どれも完全無料の転職エージェントなので参考にしてみてください。
まとめ
月4日休みしかない会社は、控えめに言ってなかなかヤバいと思って間違いありません。
サラリーマンという立場で年間休日が100日にも満たない水準で働かなくてはいけない状況で、人生が豊かになるはずがありません。
休日は会社のルールによって決められているので、休みが多い会社にさえ属してしまえば必然的に休みは増えますからね。
サラリーマンはスキルや知識ではなく、どの会社に所属しているかで労働環境が全て決まってしまいます。
これをキッカケに心身ともに余裕のある会社で働けることを願っています。
以下の記事では、休日出勤が当たり前になってしまった会社の怖さと異常さを深掘りしています。
ぜひ併せて読んでみてください。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!