まさかこのまま給料上がらない…のか?
給料が上がらない会社の特徴が知りたい…
希望を持って入社し、バリバリ仕事をこなして給料アップ、ゆくゆくは課長や部長を目指して頑張っていたはずなのに、、、
20代後半〜30代に差し掛かり、ふと気づけば全然給料が上がらず「何かおかしいぞ??」となってきていないでしょうか。
ひょんなことから直属上司の給料が大体想像ついてしまい、あれだけ仕事してそんなものなのか…と絶望にも似た気持ちになってしまうことってよくありますよね。
この先満足に給料が上がらないまま、歳だけ重ねて責任だけ増えて働き続けるのは将来的にもかなり不安なはず。
貯金も満足に出来ず、日々の贅沢と言えば第3のビールや少し高いコンビニスイーツ…
ここで一番伝えたい事実として、給料が上がらないのは決してあなたの努力不足や頑張りが足りない訳ではないということ。
一番の問題は所属する会社にあります。
この記事では、「給料が上がらない会社の特徴5選と今後どうしていくべきか?」について解説します。
✔️この記事でわかること
- 給料が上がらない会社の5つの特徴
- 給料上がらない会社で働き続けるべき?
- 給料の上がる会社に転職し人生が楽になった
✅この記事を書いてる人
名前:ひでよし 転職4回
社員5人の昇給なしブラック企業からプライム上場企業に転職し年収150万UP
給料上がり続けMAX年収700万円に到達
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まさかこの先給料上がらないのか…?給料が上がらない会社の特徴5選
給料が上がらない会社の5つの特徴
会社の業績が悪い
給料が上がらないのは、会社の業績が慢性的に悪い状態が考えられます。
業績が悪いと「上がらない」のではなく「上げられない」状態にあり、シンプルに経営状態が苦しい事情がありますね。
業績が回復して資金力に余裕が出てくれば給料が上がる可能性もありますが、社員1人の頑張りではどうすることも出来ないのが辛い所です。
会社のホームページに業績の推移を載せている場合は、それを見て5年以上業績が上がっていない、横ばいなどの場合は今後も改善される見込みは薄いと思います。
斜陽産業に位置している
会社が位置している業界が斜陽産業でビジネスを展開していないでしょうか。
斜陽産業とは
生産高や売上高が過去にピークを記録して以来,現在まで低下ないしは低迷状態にあって,将来も不振が続くとみられる産業のこと。
(コトバンクより抜粋)
ビジネスは常に時代の流れと共にあります。
一昔前はバブル的に売れた商品やサービスも、時代と共に衰退していった物ってたくさんあると思います。
例えば、銀行や新聞社、デパートなど昔は完全な勝ち組とされていた業界も今では衰退の一途を辿っていますよね。
銀行はネットバンクに、新聞はネットニュースに、デパートはAmazonや楽天に押されて昔のような売上を確保できないようになりました。
ほんの一例ですが、こういった斜陽産業に会社が位置していると、時代の流れに飲み込まれて苦しい経営状態になっている事が考えられます。
利益率の低いビジネスを展開している
給料が上がらない会社の特徴に利益率の低いビジネスを展開している点があります。
利益率が低いビジネスって?
例えば、僕が過去にいた建設会社での利益率は3%〜8%くらいでした。
1,000万円の売上で利益率が5%なら利益は50万円になります。
利益率5%ってめちゃ低くない?やっていけるの?
建設業界では1物件の売上金額が10億とか100億とかザラにある世界なので、5%の利益率でも5,000万円とか5億円の利益になるのでなんとかやっていけます。
かたや利益率最強企業と言われるキーエンスという企業での利益率はなんと50%〜55%という無双ぶり。
1,000万円の売上ならおよそ500万円が利益になっています。
当然これだけの利益率なので、社員の給料もめちゃくちゃ高くて、キーエンスの平均年収は約2,200万円となっており、確実に社員に還元されていますね。
建設会社の平均年収は800〜900万円の水準でキーエンスの半分以下になっていて、キーエンスに比べ利益率が低いことで、社員に還元される給料も低く抑えられるといった具合です。
この比較はかなり極端な例ですが、実際にこれだけの利益率の差がある中で、あらゆる企業がビジネスを展開しています。
社長のワンマン経営体質
社長のワンマン経営体質も給料が上がらない特徴になります。
というのも、社員の給料を上げるも下げるも社長の一存で決まってしまうヤバさがありますね。
会社に利益が出ていても「利益を社員に還元しない」と社長が考えれば当然社員に恩恵はありません。
まともな経営体制であれば、取締役や役員など経営陣で話し合われて方針を決めるところですが、上場していない中小企業のワンマン社長では叶わない現実です。
経営幹部が完全なイエスマン状態で、社長の独壇場のようになっている会社は、給料が上がっていく見込みは期待できなさそうです。
社員を大事にしない
社員を大事に扱わない会社も給料が上がらない会社の特徴ですね。
絶対に口には出しませんが、会社側の根底には、
「社員には安月給で長時間労働させてればいいんだよ」
という思惑があります。
それこそ、
- サービス残業
- 長時間労働
- 休日出勤当たり前
- 体調不良でも休ませない
- 有給休暇は取らせない
など「社員はロボットか?」と思えるようなかなり雑な扱いをしてくる会社は危険であり、給料を上げる気は全くないと思っていいです。
嫌なら辞めれば?
お前の代わりなんていくらでもいるぞ。
ここで通用しないお前が他の会社で活躍できるわけないだろ!
これらは全て幻想で、辞めても100%次の職場は見つかるし、こんな事を言ってくる人がいる会社より、むしろ他の会社に行った方が活躍できる可能性を秘めています。
給料上がらない会社で働き続けるべき?
優先度を整理してみる
給料が上がらない会社で働き続けるかどうかの判断する上で、あなたにとって仕事をする上での優先度を一度整理してみるのがオススメです。
例えば、たとえ給料が上がらなくても、
- 仕事の負荷が少なく働きやすい
- 上司や同僚に恵まれて人間関係が良好
- 今の仕事にやりがいを感じている
など、お金以外の部分で納得して働けているなら無理をしてでも転職をする必要はないと思います。
逆に働く理由やモチベーションの最優順位がお金(給料)であるなら、現状維持から抜け出す事を考えなければいけませんね。
人生プランにお金が必要なら転職
冷静になって人生プランを考えた時に、お金が必要になるなら転職して給料を上げなければいけません。
お金が必要になる人生プランの例として、
- 結婚してマイホーム
- 子供に恵まれ教育費
- 車や旅行など趣味を満喫したい
- 老後の生活費が心配
- リタイア後は世界を旅したい
など確実にお金が必要になると分かっている人生プランを望むなら転職が必要ですよね。
逆に「一生独身で生きていく!」と決めて、家賃も地方のワンルーム、趣味や娯楽にもあまり興味がないという方は、今の会社でゆったり働くのも全然アリだと思います。
給料が低くてもその分支出をゴリゴリ下げれば生きていく分には全く問題ありませんからね。
この辺りは価値観の違いなので、人それぞれ違って当然です。
給料の上がる会社に転職し人生が楽になった
僕はこのブログのテーマにもなっている下剋上転職を体現しました。
それは、Fラン卒で就活をサボり社員5人のブラック企業から社会人生活をスタートさせ、
- 年収は300万円に届かない
- 昇給はなくボーナスもあるかどうか社長の気分次第
- 毎月の残業は100時間を軽く超え残業代は0円
- 年間休日は60日程度(土曜・祝日は全て出勤)
というまさに社畜、奴隷という言葉がぴったりの働き方をしていました。
当時は若く世の中を知らなすぎるアホで、「最低でも3年は頑張らないと」という謎の呪縛にハマりあれよあれよで5年間をこの環境で過ごしました。
しかし、ふと27歳頃になって気づきました。
「これいつまで続くんだろ?」
「こんなにガムシャラに頑張ってるのに全く人生が楽しくない」
「いつになったら給料上がって楽になるんだ…」
「自分の時間なんて全くない会社の奴隷じゃね…?」
これに気づけたのは、結婚を意識し始めた時でしたね。
今考えると完全にイカれたヤバい職場だったんですが、無知ほど怖いものはないとでも言うように思考停止で働いていました。。
ここで流れを変えようと一念発起し、転職活動を開始し初めて転職エージェントを利用しました。
なぜ転職エージェントを利用したかというと、
無能な自分の頭で考えても優良企業に転職できる気がしなかった。
ただそれだけです。
そしたら、そこで本当に優秀なエージェントとの出会いがあり、プライム上場企業の求人を提案されます。
しかし、その時の僕の心境は
Fラン卒の学歴コンプレックスありまくり、ブラック企業でしか働いていない僕がそんな大きか会社に入れる訳ないだろ…
これが正直な気持ちでしたが、言われるがままに面接対策をしてくれて選考に臨んだらまさかの内定です。
この時に、「なんでもやってみないと分からないもんだな」と強烈な成功体験になりました。
そこから働く環境がガラッと変わり、
年収は一撃450万円にUPし、毎年昇給あり、年間休日125日、残業代は20時間固定でオーバー分は全額支給、有給休暇20日使い放題という、これぞ大逆転が起きました。
この体験から、僕のスキルや能力は転職前と後で何も変わってないのに、ここまで劇的に働く環境が変わることの面白さと怖さを感じることができました。
だからこそ、いくら頑張って働いても給料が上がらない不満が溜まりながらも渋々働いているそこのあなたにも体感して欲しいと思いこうしてブログを書いています。
前々から転職したいなーとは思ってたんだけどね…
という人にこそ、この記事をここまで読んでくださった事を何かの縁、タイミングだと思って行動に移して人生を楽にして欲しいなと思います。
以下の記事で、20代〜30代向けにオススメの転職エージェントをまとめました。
職種や業界ごとに専門性の高いエージェントを集めたみたので、ピッタリはまるエージェントが見つかれば転職成功へ大きく前進するはずです。
まとめ
給料が上がらないのは、あなたの頑張りや努力不足ではありません。
結局サラリーマンの働き方って、会社が定めた給与水準が高いか低いかで年収が決まり、昇給ありの会社に所属していれば仮に仕事が全然出来なくても毎年勝手に給料は上がっていく世界です。
だからこそ所属する会社にはこだわっていかないと、会社はいくらでも安月給であなたをいいように働かせようとしてきます。
この仕組みやルールを理解して、サラリーマンとして賢く生き抜くキッカケになれば幸いです。
また以下の記事では、昇給なしの会社で働くデメリットと昇給ありの会社に転職する方法をまとめました。
ぜひ併せて読んでみてください。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!