残業代が出ないっていうのは会社を辞める理由になる…?
周りはサビ残でも文句も言わずに頑張ってるけどこれが普通なのか…
結論から言うと、「残業代が出ない、サビ残当たり前」を理由に会社を辞めるのはごく自然なことであり、一切迷う必要はありません。
会社のために頑張って仕事しているのに、残業代が出ない環境が当たり前になることほど理不尽で時間のムダ使いはありません。
この記事では、過去に残業代を1円も貰えずに5年働いた僕の経験をふまえながら「残業代が出ない環境で働くべきでない3つの理由」について解説します。
ぶっちゃけお金のために働くサラリーマンにとって、お金を貰えないのに働くほど人生暇ではないはず。
✔️この記事でわかること
- 残業代が出ない会社を辞めるべき3つの理由
- 残業したら報われる環境に身を置く重要性
- 残業代が100%支給される職場を探す方法
✅この記事を書いてる人
名前:ひでよし 転職4回
社員5人のブラック企業からプライム上場企業へ転職
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ふざけるなよ?残業代が出ない会社を今すぐ辞めるべき3つの理由《サービス残業撲滅》
残業代が出ない会社を辞めるべき3つの理由
サラリーマンは時給で働いている
サラリーマンは基本的に時給で働いているので、バイトと変わりません。
さすがにバイトとは違うでしょ?
と思うかもですが、サラリーマンの手取りと労働時間から計算していくとバイトの時給とほとんど変わりません。
というかバイトしてる方がマシな場合すらあります。
例えば、年収300万円だと手取りは約220万円(税金・社会保険料を引いた金額)ほどになります。
220万÷12ヶ月すると月額の手取りは18.3万円です。
月に20日出勤して1日8時間労働したら月に160時間働きますよね。
計算すると183,000円÷160時間は1,143円
この時点で時給1,143円ってすでにバイトレベルですよね。。
ここにサービス残業が月に40時間あったとしたら、トータル200時間労働になり、時給はなんと915円まで低下します。
残業代が出ない環境は、あなたの時給をガンガン下げてしまう大きな原因になります。
この状態だと働く気失せますし、この時給でバイトよりはるかに重い責任を持たされて「もっと結果出せ!」と言われるの辛くないでしょうか。
残業しないと仕事が終わらない会社に人生を預けるのは危険
そもそもなぜ毎日残業しなければいけないのでしょうか?
- 単純に仕事量が多すぎる
- 人手不足
- 社内の業務効率化が出来ていない(ムダが多く改善しない)
毎日残業で帰れない環境が当たり前になっている場合、これが原因になっている事がほとんどです。
これってどれもあなた(社員)が頑張ってどうこう出来る話ではありません。
これは慢性的な残業になってしまう労働環境を放置している会社の問題です。
仕事が終わらないのは自分ができないからだしな…もっと頑張らないと!
このように頑張り屋さんほど、仕事が終わらないのは自分の能力不足と勘違いしている場合もありますからね。
断言します。
残業が慢性化している職場は、会社の体質と意識が問題です。
とりあえず社員にサビ残させておけば仕事もギリ回ってるし今のままで問題ないでしょ。
と会社の上層部が考えていることの裏返しでもあります。
そのような会社に自分の人生を預けるのはあまりに危険ですよね。
サービス残業=タダ働き
会社側が「サービス残業」という言葉を使っていたら、確実にその会社に未来はありません。
サービス残業してでも結果を出せば自分に返ってくるんだから頑張れ!
これは仕事を覚えるための授業料みたいなもんだ!
いかにもそれっぽく聞こえますが、サービス残業って普通にタダ働きを言い換えただけですからね。
人生の時間は限られており有限です。
サラリーマンは雇われの身であり、ただでさえ給料(時給)を安く抑えられて責任を持たされて長時間労働しているのに、さらにタダ働きしているほどあなたは暇では無いはずです。
- 好きな趣味に没頭する時間
- 友人や知人と飲んだり遊んだりする時間
- 恋人とデートする時間
- 家族とゆっくり過ごす時間
仕事以上に大切な事ってたくさんあると思います。
これらを疎かに仕事を優先していたら、人生はあっという間に終わってしまうし最後の最期で後悔してしまうんじゃないかなと僕は思っています。
残業したら報われる環境に身を置く重要性
残業代をきっちり100%支給される=心が安定する
サラリーマンは時給で働く労働者ですから、会社に捧げた時間分の対価は確実に貰わないといけません。
でも固定残業代にしてたり、そもそも残業代の支給は無し!みたいな会社多いし…
それだけ社員の「やりがい」や「サビ残なんて当たり前でしょ」という価値観に訴えかけてサビ残させようとする会社が多いことが絶望なんですが実際はマジで多いですからね。
僕の経験上、残業代をきっちり支給会社にいるとマジで心が安定します。
残業代をケチったら人件費が浮いて会社は潤いそうに見えますが、社員のモチベーションは100%下がりますからね。
自分が頑張った時間=100%お金に変わる
この意識が安心感に繋がるし、自分の時間を使ってでも会社に貢献しようと思えますから。
逆にサビ残だらけに環境だと優秀な人は辞めていくし、残った人も質の高い仕事を継続出来ないので、ゆっくり会社の業績が下がっていきます。
業績の下がった会社は益々資金繰りがしんどくなり残業代は夢のまた夢になってしまいます。
これらの理由で残業代は100%支給される会社に身を置かなければいけません。
サラリーマンは所属する環境が全て
サラリーマンは所属する会社によって給料も休日も決まります。
どれだけ能力が高くて優秀な人でも中小零細企業では低い年収で働くことになるし、逆に能力は低いけど転職活動を上手く乗り切って上場企業勤務の人は必然的に年収が高いという世界です。
一度年収の高い企業に入れば、定年まで安定が約束されます。
これらは終身雇用が定着している日本のサラリーマンだからこそ成せる働き方です。
アメリカでは、転職活動めっちゃ頑張って入れたとしても、結果が出なければ2年とか3年でクビになるのは普通みたいですからね。
そう考えると、1ヶ月転職活動頑張れば、一生安定した環境で働ける可能性を秘める日本はそれだけでめちゃくちゃいい環境なのかもしれません。
残業代が100%支給される職場を探す方法
転職エージェントに相談
現在の日本にはおよそ260万社以上の会社があると言われています。
260万社をひとつひとつ「ここは残業代100%出るのかな?」なんて調べていたら何年かかるか分かりませんよね。
そこで頼りになるのが転職エージェントです。
僕は過去に3回転職エージェントを利用してきましたが、希望だけ伝えたら自動的にピンポイントの求人が送られてきますからね。
多くの方が働きながら転職活動を進めていくはずです。
そんな中で年収や休日日数、残業代の条件や労働環境などを調査しながら進めていくのは本当に大変です。
大変すぎて、
面倒だしもうここでいいや!
と投げやりになって勢いで入ってしまった会社で「こんなはずじゃなかった…」と後悔するパターンがマジで多いですからね。
僕も実際に転職活動が面倒すぎて、早く終わらせたくてとりあえず内定もらえた会社に入ったら超ブラックで大後悔した過去があります。。
そうならないためにも最初の企業選びから全てサポートしてくれる転職エージェントを利用しない手はないかなと思います。
しかも転職エージェントに登録している企業は、優秀な人材にはお金をかけてでも獲得したいという企業なので安定したホワイトな会社が多いのも特徴です。
当然、人材確保のために好条件を提示している企業から順番に優秀な人材を確保していきます。
エージェント側は企業が募集している条件を全て把握しているので、「残業代が100%支給される会社を希望します」と最初に伝えておけば、残業が支払われる企業のみ紹介してくれます。
こういった理由から転職エージェントを利用して転職活動の時間を短縮して希望も条件の会社のみにアプローチしていくことが最適解と言えます。
転職エージェントは利用者は完全無料で使えるので、金銭的な負担はありません。
その上で、サポートしてくれる内容は以下。
- 応募企業の情報開示
- 履歴書・職務経歴書の書き方と添削
- 企業分析と自己分析
- 面接対策・模擬面接練習
- 面接時の日程調整全て
- 内定後の年収交渉
これらの転職活動の一から十までプロのエージェントから手取り足取りサポートしてもらえます。
これだけのサポートを無料で受けられるの?
なんか怪しくない?
エージェントサービスを無料で使えるのは、優秀な人材を確保したい企業側が全て負担してくれているからです。
人手不足が加速する現代において、自社のホームページのみに直接応募してくる求人だけでは追いついていないのが現状です。
さらに近年では転職エージェント経由で転職する人は年間60万人にもなっており、企業側も「お金をかけてでも即戦力で活躍してくれる人材を確保するため」に転職エージェントに登録するのが当たり前になってきています。
エージェント選びが転職成功の分かれ道
多くのライバルはプロのエージェントからのアドバイスや情報を駆使して万全の準備をしている人が年々増加しています。
※厚生労働省令和3年度職業紹介事業報告書の集計結果(速報)によると年間およそ60万人弱の人が転職エージェント経由で転職を成功させています。
これだけ転職エージェントを利用する人が増えると、プロのサポートを受けることで転職者のレベルも当然上がっていきますからね。
とは言え、しっかりと準備し対策すればボーナスが安定している上場企業への転職って割と簡単だったりします。
実際に僕はFラン卒で学歴もなく、資格も一切持っていない人間ですが、社員5人のブラック企業から社員1,000人規模の上場企業へ入ることができましたから。
これにより年収は一気に150万上がり、年間休日も100日以下から125日以上になるなど劇的に労働環境を改善することができました。
この体験があるからこそ、中小企業で頑張っても報われない、ボーナスは出るか分からない、給料は上がらない、長時間労働、など僕もかつて味わった「馬車馬のごとく働く環境から一人でも多くの人が脱出して時間とお金に余裕のある暮らし」になればと思いこのブログを書いています。
そのために狙うべき上場企業に入るために「自分に合った転職エージェント」を見つけなければいけません。
自分に合った転職エージェント?
とりあえず大手のエージェントでいいんじゃないの?
転職エージェントは約26,000社もあると言われていて、自分の希望を叶えてくれる転職エージェントを探すのは至難の業になります。
しかも最近はエージェントの専門性が重視されるようになってきており、業界特化型のエージェントが重宝されるようになっています。
エージェントを3回利用した経験から言うと、求人数の多さも確かに重要ですが、それ以上に自分の希望に沿ったエージェントであるかが大事になります。
せっかく登録して面談しても、自分が希望する業界の求人がないとなると登録した意味もないし、余計な手間や時間だけがかかってしまいます。
希望する業界や職種の求人がないエージェントとのやりとりほど空虚なものはありません。
- 自分の希望と全然違う求人が出てきて気まずい
- 会話が噛み合わず相談したくなくなる
- 登録解除がまた面倒に感じてしまう
など転職活動を円滑に進めるために利用したはずが、逆にストッパーのようになって足を引っ張るという本末転倒な状況になってしまいます。
「とりあえず大手の転職エージェントに登録すればいいか」
と何も考えずに登録して、
- 希望する求人が出てこない
- メールだけがガンガン届いて具体的なアクションが分からない
- エージェントが業界に精通しておらず的確なアドバイスがもらえない
など、結果的に遠回りしてしまうことがよくあります。
僕も実際に大手のエージェントに登録したけど、担当者が希望する業界について詳しくなく、結局別のエージェントを探し直して時間を大きくロスした過去があります…
だったら最初からキャリアプラン(希望の業界や条件に強い)に沿ったエージェントをピンポイントで見つける方が、効率も良く転職活動が進むので、時間の短縮に繋がりオススメです。
どれも完全無料なのでエージェント選びの参考にしてみてください。
まとめ
何度も言いますが人生の時間は有限です。
ただでさえ社会人になれば、1日の3分の1以上の時間を仕事に使うことになります。
その上、1円にもならない仕事をしてプライベートの時間をゴリゴリ削って消耗してしまうのはあまりにもったいないですよ。
あなたの貴重な時間の安売りはやめましょう。
この記事が何かのキッカケになれば幸いです。
また以下の記事では、中小企業と上場企業のどちらも経験した筆者が感じた働く環境の格差と重要性についてまとめました。
ぜひ併せて読んでみてください。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!