中小企業と上場企業でボーナスってどれくらい違うの?
ボーナスによってマイホームを検討できるか決まってくるんだが…
ボーナスほど格差を感じるのは他にないかもしれません。
僕は過去に中小企業と上場企業のどちらにも所属して、ボーナス格差を肌で体感してきました。
結論、中小企業と上場企業では年間100万円以上の金額差が生まれてしまいます。
年収におけるボーナスの比率ってかなりデカいので、ボーナスありきで家や車のローンを組んでいる人も多いはず。
ボーナスがを高確率でもらうためには所属する会社をしっかりと選ばなければいけません。
この格差を知ることで、今後お金に困らない人生プランにしていけるようになります。
✔️この記事でわかること
- 中小企業と上場企業のボーナス格差
- 民間企業で確実なボーナスは存在しない
- ボーナスは所属する会社で全て決まる
✅この記事を書いてる人
名前:ひでよし
社員5人の小企業→プライム上場企業へ転職
年間100万円以上…中小企業と上場企業で貰えるボーナス格差
中小企業と上場企業のボーナス格差
ボーナスの計算方法
ボーナスは基本給×○ヶ月という計算で支給されるのが一般的です。
基本給250,000円なら×2ヶ月分で500,000円になりますね。
まずは大企業、中企業、小企業でそれぞれどれくらいのボーナスが出ているかデータを見ていきましょう。
令和4年 | 従業員数 | 平均支給額(夏) | 平均支給額(冬) |
大企業 | 1,000人以上 | 77万625円 | 72万9125円 |
中企業 | 500〜999人 | 53万3425円 | 52万8993円 |
小企業 | 30人以上 | 42万545円 | 42万9038円 |
(引用元:厚生労働省「毎月勤労統計調査」)
従業員が1,000人以上いる大企業では年間平均でおよそ150万円のボーナスが支給されています。
一方で従業員30人以上の小企業がおよそ85万円となっており、その差は65万円になっています。
大企業と中小企業で40万〜60万円程度の差があることから、やはりボーナスは大企業ほど多くなる傾向にあるのは分かりますね。
でも、実際に社員5人の小企業を経験した僕からすると、この統計には恐ろしい闇が潜んでいるようにしか見えません。。
平均支給額の恐ろしさ
上記での統計調査では小企業でも年間85万円となっていましたが、実際は小企業に所属している人が年間85万円ももらえるってめちゃくちゃ少数派ではないかなと感じます。
僕は社員5人の小企業に5年間在籍して、最大40万円の支給が一度あっただけで、それ以外はほとんどが10万前後、支給なしの時も普通にありました。
この水準がリアルであり、本当に一部の人の支給額で平均値が押し上げられているんじゃないかと推測できます。
ボーナスなんて貰えるだけありがたいんじゃないの?
「金額は少なくてもボーナスが出るだけでもありがたい」
確かにそうかもしれませんが、毎日一生懸命働いて毎月の給料も低く抑えられて、ボーナスも無しって物理的にもメンタル的にも結構しんどくないでしょうか。
長く働くという観点から見るとモチベーションを保てないし、なんの為に働いているのか分からなくなってしまうと思います。実際に僕がそうでした。
多くの会社では仕事の成果や頑張りだけはめちゃくちゃ求めてきますが、その対価を従業員が納得するだけ支払っているいるとは到底思えません。
この事実に気づき、
- 思考停止して完全に諦めるか
- 行動して下剋上転職を成功させるか
この2択になってからが、本当の中小企業戦士生活の始まりな気もします。
民間企業で確実なボーナスは存在しない
ボーナスは法律で義務づけられていない
上場企業にさえ入ればボーナスでウハウハだー!
とは残念ながらなりません。
というかボーナスって出しても出さなくても法的に何の問題もないことをまず知っておくのが大事かなと。
仮にめちゃくちゃ業績がよくても、会社側で適当な理由をつけて「ボーナス無し!」って簡単にできてしまいます。
要は社長のさじ加減で社員の生活が楽になるか苦しくなるかを決められている感じ。
一方でシンプルに業績が悪くてボーナスなんか払える経営状況にないって会社も普通にめちゃくちゃありますからね。
よく、家や車のローンをボーナス払いで契約している人を見かけますが、ボーナスが出たり出なかったりする会社にいた僕からすると「すごいなぁ…」と感心してしまいます。
今は大企業ですら急なボーナスカットや人員削減など数年先を予測するのが難しい時代です。
昨年度のボーナス実績○ヶ月!という募集要項だけに惹かれて入社を決めるのはそこそこリスクかもしれません。
ボーナスは所属する会社で全て決まる
従業員が多いほど高くなる傾向に
とは言え、高い金額のボーナスを高確率でゲットするならボーナスの平均支給額データ通り、上場企業一択です。
100%ではないにしろ、ボーナスが支給される安定度と金額の高さを考えたら上場企業が間違いなく狙い目です。
また上場企業の中でも従業員が多いほどボーナス支給額や月給も高い傾向にあるので、年収を確実に増やしたい、ボーナスで好きな事にお金を使いたい人は上場企業かつ従業員1,000人以上の企業を模索してみてください。
簡単に上場企業とか大企業って言わないでくれよ…
というような声が聞こえてきそうなので、上場企業への下剋上転職を成功させる方法を次項で解説します。
上場企業に入るには転職エージェントを使うのが最適解
転職エージェントは書類の書き方や面接の日程調整など、利用者が活動を進めていく上での面倒ごとをまるっと一から十までサポートしてくれます。
僕が実際に社員5人の小企業からプライム上場企業へ転職を成功させたのも転職エージェントのおかげだと断言できます。
しかも利用者は全て無料で使えるので、金銭面での負担は一切ありません。
なんで無料で使えるの?
なんか怪しくない?変な勧誘とあるんじゃ…
その心配は一切ありません。
お金は優秀な人材を採用したい企業側が負担してくれています。
人手不足が加速する現代では、企業はエージェントに高いコストを支払ってでも優秀な人材を確保しようと必死です。
これにより利用者への金銭の負担は一切ありません。
その上で、サポートしてくれる内容は以下。
- 応募企業の情報開示
- 履歴書・職務経歴書の書き方と添削
- 面接対策・模擬面接練習
- 面接時の日程調整全て
- 内定後の年収交渉
これら転職活動の全てのプロセスをエージェントから手取り足取りサポートしてもらえます。
かなり手厚いので、利用者は転職活動に集中できるし、在職中の仕事にも大きな支障がでないので精神的なストレスも最小限で済みます。
また大企業や上場企業ほど自己流転職だと内定出すのが難しいです。
なぜなら、
上場企業の選考では、書類選考のハードルは高いし、面接は2回もしくは3回あるところがほとんどで、面接で聞かれる内容もかなり深掘りされます。
本業が忙しい中ではどうしても
「なんとなくネットで情報を集めてまとめたし、これでいいか!」
という準備になってしまいがちだと思います。
しかし、それでは面接が必ず苦しい時間になってしまうので、そうならないために徹底した準備が必要になります。
僕が過去3度、転職エージェントを使用してきた経験から、様々な業界のオススメ転職エージェントを調査しまとめました。
業界や職種ごとに特化したエージェントだからこそコアな非公開求人だったり、専門性を持ったエージェントからサポートが受けられるので高い内定率が期待できます。
参考にしてみてください。
まとめ
上場企業と中小企業でのボーナス格差はなかなかの破壊力でした…
でもこれが現実ですし、ボーナスって年収を大きく左右します。
「自分には上場企業とか無理に決まってる…」と諦めてしまうと数年後、数十年後にめちゃくちゃ大きな差になる事は間違いありません。
何もしなければ、マジで一生何も起こりません。
将来に不安を抱えている人ほど行動すべきです。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!