上場企業に入りたいけどもう30代だし面接受かる気がしないな…
何をどう対策すればいいの?
上場企業へ入るにあたり、避けて通れないのが面接ですよね。
書類が通っても面接で落とされるってことはマジでよくあるパターンです。
僕は30代で上場企業への転職を成功させました。
この記事では実際に上場企業に受かった時にやっていた3つの面接対策について解説します。
上場企業だからといって特別な事をする必要はありません。やることはシンプルです。
✔️この記事でわかること
- 上場企業の面接はどんな感じ?
- 上場企業の面接でやった3つの対策
- 転職はタイミング【1勝9敗を受け入れたら無双できる】
✅この記事を書いてる人
名前:ひでよし
転職4回経験者
38歳で日本最大手グループ企業に転職成功
30代で上場企業に転職成功!実際にやって受かった3つの面接対策まとめ
上場企業の面接はどんな感じ?
過去の経験から会社規模が大きくなるほど面接の回数は増える傾向にあります。
面接回数の相場は2回、多くて3回です。
上場企業で面接1回のみで即合否って会社もありましたが、その場合は怪しいと思っていいです。
なぜなら1回で即採用ってことは、裏を返せば人が足りてないから誰でもいいから早く内定を出して入社させようとしているパターンが多いから。
なので、受けるなら面倒でも2回以上面接を設定している企業がおすすめです。
2回以上面接するということは、企業側も面接官の時間やコストをかけてじっくりと人選を行おうとしている証拠なので、人が簡単に辞めない安定している企業が多いのは間違いありません。
面接官は、
- 1回目に人事部+入社後の配属される部門長
- 2回目が人事部+役員(部門長の上長)+社長
というパターンが多かったですね。
大企業になってくると社長は最後まで出てこず、最終面接も部門の役員で完結する場合もよくあります。
大体の雰囲気は伝わりましたでしょうか。その後は何をすべきか?ですよね。
上場企業の面接でやった3つの対策
一貫性のあるストーリー
上場企業の面接を突破した経験から断言できる事は、上場企業ほど面接の質問で「なぜ?」が多いです。
- 「なぜ転職しようと思ってるのか?」
- 「なぜうちの会社なのか?」
- 「なぜ〇〇業界で働こうと思ったのか?」
- 「なぜ〇〇大学に進んだのか?」
- 「なぜ今の職種を選んだのか?」
- 「なぜ今の年齢で前職を辞めようと思ったのか?」
面接ではこれまで歩んできた人生をとにかく深掘りされ、取捨選択してきた根拠(理由)を聞かれます。
仮に「いや、なんとなく…」とか「特に理由はない」が理由だったとしても、そのまま言っちゃうとほぼ不採用です。
高校くらいから現時点までの人生を振り返り、自分の選択してきた道のりを全て「なぜ」という部分を深掘りしてストーリーにまとめてみてください。
「なぜ」を深掘りされて「自分は〇〇という理由で選択してきました!」と自信を持って言えるかどうかで面接官に与える印象が天と地ほど変わってきます。
ここで面接官から見られているのは、
何も考えずになんとなく来ただけの人
なのか、
一つ一つ根拠を持って行動してきた人
ここを企業側は知りたいはず。
ここでブレブレの回答を連発してしまうと、
うちの会社に入っても「なんとなく…」という理由ですぐに辞められても困るしな…考え方に一貫性がなく気分で辞めたり何か問題起こしそう…
という不安を与えてしまいます。
面接官も採用した人材がすぐ辞めたり問題児だったりすると、のちに社内からの評価が下がってしまうので、採用したくなる人材というイメージを植え付けなければいけません。
だから一貫性のあるストーリーであなたという人間の信用度を上げる必要があります。
職歴を磨き上げる
僕の経験上、中途採用での転職はとにかく職歴が重要だと考えています。
中途採用と新卒の就活はやり方が全く違います。
転職では「何ができるか?」が最も重要であり、企業があなたのどこにお金(給料)を出したいと思えるか?を考えてアピールしなければいけません。
職務経歴書の内容を言葉で伝えるだけでは物足りません。
自分の職歴をどう生かして次の職場で活躍できるかを順序立てて説明できれば好印象間違いありません。
これって学歴や勉強ができるとかいう要素はいらないので、準備さえしっかりやれば誰にでもできることです。
職歴を最大限アピールする方法については、以下の記事で深掘りしています。
関連:【学歴不要】社員5人のブラック企業から上場企業に転職成功した体験談
「自分の弱点をどう見せるか?」を準備しておく《弱みを強みに見せる》
転職面接でやりがちなミスって
「とにかく自分の良いところをアピールしたいしたいマン」
になってしまう現象ですよね。
気持ちはわかりますが、あまりに自分の良いところばかりマシンガントークでゴリゴリにアピールしても面接官には逆に不信感を持たせてしまいます。
なぜなら、「この世にそんな完璧人間なんていない」という事実を面接官は百も承知なのです。
面接では高確率で、
あなたの弱み(弱点)だと思っているのはどんなとこですか?
と聞かれます。
自分の弱みを正直に話しつつ自分で上手くフォローできるかが勝負の分かれ目だったりします。
「物は言いよう」という言葉があるように、例えば
- 「コミュ力が低い→人前で話すのは苦手だけど物事を深く考えるのが得意」
- 「人見知り→時間はかかるが一度関係を作れると長く継続していける」
- 「優柔不断→慎重に物事を進めるのが得意で人が気づかない部分に気づくことが多い」
- 「おおざっぱ→細かい作業などは苦手だが、大勢の意見をまとめたりプロジェクトを確実に前進させることは得意」
これらを準備しておくことで「自分を客観視や自己分析できているな」という評価に繋がります。
マイナスイメージになりがちな弱み(弱点)を逆にアピールポイントにしてしまいましょう。
転職はタイミング【1勝9敗を受け入れたら無双できる】
ここまで面接対策について書いてきましたが、「どれだけ準備しても落ちる時は落ちる」心構えがあれば転職活動を無双できるという話をします。
書類選考→面接→合否
この一連の流れを受けているのは自分だけではない、という現実をまずは受け入れましょう。
まして上場企業の高待遇求人なんて100%ライバルがいますからね。
基本的にみんな同じことを考えているので、希望の会社を見つけて応募して百発百中で合格するなんてなかなかありません。
その上で、
僕が転職活動する時、常に心に留めておくのが「1勝9敗を受け入れよう」です。
その際に心の留めておきたい項目は以下です。
- 応募した求人にたまたま自分より適性がある人がいるかもしれない
- 同じ能力値で自分より年齢が若い人がいるかもしれない
- 応募企業の経営方針が急に変わって応募予定の部署がなくなるかもしれない
- 面接してみたら先方の印象が悪く逆に入りたくなくなってしまうかもしれない…
- 内定出ていざ条件確認したら面接で聞いていたのと違うかもしれない
これらを最初からイメージしておけば、どんな転職活動になろうと恐るものが無くなり、一瞬で切り替えて次への行動に動き出せます。
選考に落ちて毎回のように、
せっかく面接対策して応募したのに落ちたよ…
何が悪かったんだ…
また次も落ちたらどうしよう…
と終わったことをずっと引きずって、悩む時間がとてももったいないですからね。
実際の転職活動は、1週間、2週間で決着つけたいと意気込んでも、予定通りに行かないことの方が多いですし、変に焦ってブラック企業に引っかかってしまう方が後から後悔します。
転職活動なんて運の要素も大きいので、10社受けて1社受かれば上出来というくらいの感覚でやらないと凹んでしまうし、すぐに転職活動が嫌になっちゃいます。
諦めるんじゃなくて、落ちること前提に現実をしっかり受け止めて「マッチするタイミングが来るまで今できる万全の準備をしっかりやる」って感じで地に足をつけてコツコツやっていると確実に上場企業から内定をもらえるようになります。
僕は過去に成功した転職では全て転職エージェントを利用してきました。
エージェントからは応募先の企業情報、よく聞かれる質問など自己流では絶対に分からない情報を駆使して手取り足取りサポートしてくれるので、内定率は確実に上がります。
自己流で勝ち抜けるほど30代での上場企業のハードルは甘くありません。
以下の記事で、僕の経験から業界、職種ごとに特化したオススメの転職エージェントをまとめました。
》オススメ転職エージェント8選《特化型ごとに比較》20代〜30代向け
転職エージェント選びの参考になれば幸いです。
まとめ
上場企業ってことで特に構える必要はありません。
僕も初めて上場企業の面接受けた時は、勝手に相手を大きくして「やっぱり優秀な人ばっかだろうな…」とか「自分なんてどうせ落ちるんだろうな…」みたいな弱気な状態でした。
でも上場企業に入って10年近く過ごしてきましたが、変に構える必要なんて全くなかったなって思います。
現在日本には約3,900社の上場企業があります。
ありのままの自分をアピールし、タイミングにマッチすれば受かるし、たまたまタイミングが合わなければ次にいけばいいだけですからね。
全てはとてもシンプルです。
》オススメ転職エージェント8選《特化型ごとに比較》20代〜30代向け
最後まで読んでいただきありがとうございました!